2001年に生まれた子どもを追跡調査した文部科学省と厚生労働省の「21世紀出生児縦断調査」で、家や塾での勉強を「しない」と答えた割合が高1になると急増し、4人に1人に上ることが28日、分かった。
調査は01年1月と7月に生まれた子どもを対象に、厚労省が同年から毎年実施。今回から文科省との共同調査となり、昨年16歳になった対象者約3万人のうち2万6900人から回答を得た。
その結果、平日に家や塾で勉強を「しない」と答えた割合は中3では6.0%だったが、高1になると25.4%に急増。休日も同様の傾向だった。
受験勉強が終わった影響とみられるが、文科省の担当者は「高校に入ると進路が多様になり、必ずしも学業に集中する必要がないと考える層がいるのかもしれない。高2、高3と学年が上がってどう変化するか見ていきたい」と話した。
また、現在通っている学校を選択した理由と満足度を尋ねると、「将来就きたい仕事と関連している」など、自らの意思で積極的に選んだ場合の方が満足度が高い傾向が見られた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180928-00000093-jij-pol
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