大阪府警富田林署から逃走していた樋田淳也容疑者(30)が29日、山口県周南市内で万引きした容疑で逮捕された。
捜査関係者らによると、樋田容疑者は大阪府松原市出身。地元の市立中を卒業後、府立の工業高校に進学したが中退。2009年にはバイクを盗むなどして有罪判決を受けて服役した。
出所後も、バイクでひったくりを繰り返すなどして、14年に懲役刑を受け、再び服役した。
同じ刑務所に服役した男性らによると、樋田容疑者は読書が趣味で、漫画やサスペンス小説を読みふけっていた。クラブやカフェなどの経営が夢で、
「成功して、大阪のタワーマンションに住みたい」と周囲に語っていた。一方で、別の受刑者から食事を奪われるなどのいじめを受けていたこともあるという。
今年4月に出所。再会した友人男性は「もう悪いことはしない」と、被災地でのボランティアを目指していることを聞かされたが、
当時、松山刑務所大井造船作業場(愛媛県今治市)の受刑者が脱走しており、樋田容疑者は笑って、こんな言葉も吐いたという。「脱走とか、楽勝やろ」
出所直後からひったくりや女性への暴行事件などを起こし、5月下旬、逮捕された。5月中旬には、松原市から兵庫県内の男性宅に自転車で会いに行ったといい、この男性は「フットワークが軽く、脚力がすごかった」と明かす。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180930-00050058-yom-soci
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