安倍晋三首相(64)は1日、自民党総裁選3選を受けて2日に行う内閣改造・党役員人事に向けた詰めの調整に入った。麻生太郎副総理兼財務相(78)
と菅義偉官房長官(69)、二階俊博幹事長(79)、岸田文雄政調会長(61)をそれぞれ留任させ、内閣と党の骨格を維持する方針だ。1日午後には公明党の山口那津男代表と会談する。山口氏は公明党から入閣している石井啓一国土交通相(60)の留任を求める見通しだ。
首相は米ニューヨークで26日(日本時間27日)に開いた記者会見で、麻生、菅両氏らを政権の「土台」と位置付け、続投させる考えを表明した。西村康稔(55)、野上浩太郎(51)両官房副長官の留任も明言した。
閣僚では、茂木敏充経済再生担当相(62)、河野太郎外相(55)、世耕弘成経済産業相(55)らの留任を検討している。
総裁選で首相の憲法改正案や政治姿勢を批判した石破茂元幹事長(61)は要職への起用を見送り、石破派の斎藤健農相(59)の交代も調整。野田聖子総務相(58)も交代を検討している。
党役員では、二階、岸田両氏の留任が固まった。首相は、総裁選で首相陣営の選挙対策本部事務総長を務めた甘利明元経済再生担当相(69)を党の要職で起用することを検討している。
首相は2日午前に党総務会で役員人事を決定し、午後に閣僚名簿を発表し、内閣改造を行う方針だ。【村尾哲】
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181001-00000038-mai-pol
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