立憲民主党の枝野幸男代表は3日、東京・JR有楽町駅前で街頭演説し、「政治を変える力は、有権者の皆さんにある。国民にまっとうな政治を取り戻したい」と訴えた。
昨年の10月2日、立憲民主党を結党し、3日にこの場所で1人で演説。枝野氏にとっては、選挙戦の街頭活動を事実上スタートさせた「聖地」ともいえる場所で、この日の演説も「有楽町アゲイン」と銘打たれた。
枝野氏は、「(1年前は)この場所に来るのが不安だった。永田町の常識では(衆院選直前の新党結成は)無謀な挑戦だった」と打ち明けた。
「(1年前の演説は)SNSで数時間前の告知だったが、多くの激励を受けた。討ち死にしてはだめだ、しっかり皆さんの期待を広げないといけないと思ったのが、この有楽町だった」と振り返った。
その上で、「1年前を考えたら、想像できないような1歩を踏み出した。国民の皆さんに『それでは足りない。(野党第1党として)次の政権をお前らに期待している』というような、力を与えてもらった」と述べ、あらためて政権交代への意欲を示した。
「公文書の改ざん、隠蔽(いんぺい)、国会ででたらめを言ってもまかり通る問題を、この1年で明らかにしてきた。政治をまっとうな方向に進める準備は、
1歩ずつ進んでいる」とした上で、「政治は、政治家だけで変わるのではない。あなたの力が必要だ」と、約500人の聴衆に支持を呼びかけた。
2日に発足した第4次安倍内閣の顔ぶれについては、「仲間うち、内側しか見ていない(人選)」と酷評した。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181003-00350943-nksports-soci
みんなのコメント