2018年7月11日、タレントのぺこさんとりゅうちぇるさん夫妻のもとに、第一子リンク君が生まれた。リンク君の誕生後も、テレビのバラエティ番組から歌手活動まで、忙しい日々を送っているりゅうちぇるさん。その傍ら、育児や家事を楽しむ様子をSNSに綴っている「りゅうちぇるパパ」に聞きました。
お父さんになるのって、どんな感じですか?【BuzzFeed Japan / 伊吹早織】
「イクメン」ってなんだろう
ーー「イクメン枠」でテレビ番組に出演したり取材に答えたりすることも増えてきました。なんか、僕自身まだ何がイクメンなのかよく分かってなくて…。
バラエティに出たりした時に、最近の近況として子どもの話をすることが増えるにつれて、自然に「イクメン」と呼んでいただいたりするようになっただけなので…。
そもそも僕は「男だから」「女だから」っていう考えをしなくて、小学生の頃から「女の子だから家庭科が得意」とか「男の子だから体育が得意」とかっていう考え方が嫌いだったんですね。
得意な人は得意だし、苦手な人は苦手。その人自身を見ていくという考え方なので。だから「ママ」「パパ」っていう言葉はあるけど、そういう呼び名も名前の後ろに来るものだと思っています。
子育てについても、自分たちの得意なものと不得意なものを交換しながら、ぺこりんとりゅうちぇる二人だけのルールを作っていこうって思っています。
例えば、ぺこりんがママだからできるのは、おっぱいをあげることで、それ以外のオムツを替えることとかは全然僕でもできます。
だから本当に、世の中のお父さんは、おっぱい以外はなんでもできるよって思います。
ーー「女だから」「男だから」という考え方が嫌だったのはどうしてですか?
僕も小さい頃から可愛いものが大好きで、バービーで遊んでたら「オカマだ」とか言われて。「なんでバービー持っただけでオカマなの?」みたいな感じだったんですよね。
だから自分には居場所がないんじゃないか、自分は人と違うんじゃないかってことを認めざるを得なくて。
中学生のころは、自分を表現するよりも孤独になることへの恐怖の方が強くなって、自分を偽っていた時期もありました。
そうしたら、偽りの友達ができて、偽りの学校生活がすごくストレスになって、結局孤独になってしまいました。孤独になりたくなくて、自分を偽っていたのに。
でも、高校で自分をようやく出せるようになって、それをずっと続けていくことによって、ぺこりんとも出会えて、仕事にも恵まれて。自分を表現することによって人生が広がりました。
だからリンクも、とにかく自分を持った子にしたいと思っています。自分に自信がないと、自分のことも嫌いになってまうし、夢さえ見つからないし、運命の人との出会いにも気づけなくなっちゃうと思うんですよね。
だから、色んなことを言われても、人と違くても、自分を貫いてるパパの姿はリンクにも見てほしいなと思いますね。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181009-00010002-bfj-soci
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