横浜DeNAのアレックス・ラミレス監督(44)は9日の試合後、就任3年目で初めてクライマックスシリーズ(CS)進出を逃した今季を振り返り、「選手に一切責任はない。僕が全ての責任を取りたい」と総括した。
球団は今季で契約が満了するラミレス監督に対し、シーズン終了後に続投を要請する方針とみられ、進退について指揮官は「球団の方々の考えと僕の考えがある。みんなで話し合って決めたい」などと述べた。
2016年からベイスターズを指揮するラミレス監督は10年連続Bクラスに低迷したチームを就任1年目から2年連続でCS進出に導いた。昨季はCSファイナルステージで広島を下し、19年ぶりの日本シリーズ出場を勝ち取った。
3年目の今季は梶谷ら主力の故障、先発陣の不調が相次いで一時は最下位まで沈んだが、シーズン終盤までCS争いを展開。球団幹部は「過去2年の成績は見事」とその手腕を評価している。
また、高田繁ゼネラルマネジャー(GM、73)は今季限りで退任する見通しだ。高田GMは球団創設初年度の2011年オフに就任し、選手の育成システムの見直しを進めたほか梶谷、筒香らを主力に育てる土壌を整えた。
ドラフトでは守護神山崎、今永、浜口ら指名した即戦力投手がルーキーイヤーから活躍。昨年ドラフト1位で単独指名した東もチームトップの11勝を挙げるなど、躍進の土台を築いた。
高田GMは9日の試合後、「今年は優勝できるという期待が大きかっただけに、期待を裏切り申し訳ない。
来季も今シーズンのように期待されるチームで始まって優勝してもらいたい」と話した。すでに今季からチーム編成の権限を三原一晃球団代表(50)に委譲しており、同代表も「GMの職務を今年は信頼して任せてもらっている」としている。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181010-00030039-kana-base
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