【ソウル=豊浦潤一】北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が、平壌(ピョンヤン)で7日にポンペオ米国務長官と会談した際、
核リストの申告を拒否し、朝鮮戦争(1950~53年)の終戦宣言と経済制裁の解除を求めていたことがわかった。日米韓協議筋が読売新聞に明らかにした。
米朝は、双方の主要な要求事項をめぐって立場の違いを残している。2回目の米朝首脳会談の成否は、今後行われる実務者協議の進展にかかっていると言えそうだ。
会談で正恩氏は、「核リストの一部だけでも提出してほしい」と求めたポンペオ氏に対し、「信頼関係が構築されていない状態でリストを提出しても、米国が信用できないと言うだろう。再申告を求めかねない。そうなれば争いになる」として拒否した。
正恩氏は、「非核化措置を取るには、米朝間の信頼構築がまず必要だ」とした上で、「終戦宣言を通じて米朝間の信頼が構築されれば、非核化は米国が心配しなくてもいいほどスピードを出すだろう」と語った。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181014-00050096-yom-int
みんなのコメント