【AFP=時事】栃木県日光市でフランス人女性が今年7月末から失踪している事件で、女性の妹がフランスの首都パリのエリゼ宮(Elysee Palace、仏大統領府)に潜り込み、事件について日仏両首脳に直訴する一幕があった。
エリゼ宮中庭での日仏両首脳による共同声明の発表に際し、集まった記者らの中から、突然「大統領閣下、私は日本で行方不明になっているティフェヌ・ベロン(Tiphaine Veron)の妹です」と叫ぶ声が聞こえた。シビル・ベロン(Sibylle Veron)さんの声だった。
フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領はこれを受け「われわれはその件を協議するつもりだ。だが私は調査する際には詳しく調べるので適切な状況下で行う」と話し、「報道陣の前でこうした件を扱うことに慣れていない」と述べた。
その後日仏両首脳が昼食会に出席している間、シビルさんはエリゼ宮へと招かれた。
フランス中部ポワティエ(Poitiers)に住むティフェヌさん(36)は、観光で訪れた日光市に2日間滞在する予定だったが、7月29日から行方不明になっている。ティフェヌさんにはてんかんの持病がある。【翻訳編集】 AFPBB News
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181018-00000003-jij_afp-int
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