10月28日の東京11Rで行われた第158回天皇賞・秋(3歳以上オープン、定量、GI、芝2000メートル、12頭立て=ダンビュライトが競走除外、1着賞金=1億5000万円)は、
クリストフ・ルメール騎手騎乗の2番人気レイデオロ(牡4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が直線で鋭く伸びて差し切りV。ルメール騎手は天皇賞初制覇で、年間最多に並ぶ史上6人目のJRA・GI6勝目を挙げた。タイムは1分56秒8(良)。
1馬身1/4差の2着に外から追い上げた4番人気のサングレーザー、さらにハナ差3着には逃げ粘った6番人気のキセキが入った。
キセキが逃げる展開のなか道中は先行勢を見ながら好位を追走したレイデオロ。直線に入ると馬場の真ん中から堂々抜け出すと、後続を寄せつけずゴールを駆け抜けた。
勝ったレイデオロは父キングカメハメハ、母ラドラーダ、母の父シンボリクリスエスという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は11戦7勝(うち海外1戦0勝)。
重賞は2016年GIIホープフルS、17年GI日本ダービー、GII神戸新聞杯、18年産経賞オールカマーに次いで5勝目。
天皇賞はクリストフ・ルメール騎手が初勝利、藤沢和雄調教師は1996年にバブルガムフェロー、2002、03年にシンボリクリスエス、04年にゼンノロブロイ、14年にスピルバーグで勝って以来の6勝目。
また、レイデオロを生産したノーザンファームは、10月6日のサウジアラビアロイヤルC(グランアレグリア)から天皇賞・秋にかけて開催日8日連続で重賞を制覇。2015年ラブリーデイ以来3年ぶり5回目の天皇賞・秋制覇で、今年のJRA・GI9勝目となった。
◆クリストフ・ルメール騎手「天皇賞(制覇)は、(春秋を通じて)初めてです。大きなチャンスだと思っていたし、レイデオロのコンディション、レース(ぶり)も完璧でした。
ずっといい気持ちでしたね。ちょうどいいペースでしたし、馬はとてもリラックスして、ずっとスムーズでした。長い脚(長くいい脚)で頑張ってくれましたね」
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181028-00000572-sanspo-horse
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