オリックス・金子千尋投手(34)が、球団側から野球協約が定める減額制限(年俸1億円超の選手は40%)を超える減俸を提示されていたことが29日、分かった。中島宏之内野手(36)も同様の提示を受けており、中島は今オフに自由契約となる可能性が出てきた。
オリックスを支えてきたエースに、厳しい提示がされた。球団側が金子に対し、減額制限を超える大減俸を提示していたことが判明した。
金子は今季17試合に登板し、4勝7敗、防御率3・87。8月に首から背中にかけての強い張りを訴え、登録抹消。そのまま1軍に復帰することなく、シーズンを終えた。
故障者特例措置により、2度目のFA権を取得した。権利を行使すれば、国内外の球団と交渉が可能となるが、球団としては来季も戦力として期待し、すでに交渉。そのなかで、ここ数年の成績などを判断材料とし、大幅な減俸を提示した。
金子は2014年オフに4年総額20億円の契約を結び、契約最終年の今季年俸は5億円。球団幹部は「減額制限を超える額を提示させてもらったが、球団としては来年も戦力として頑張って欲しいと期待し、条件を提示させてもらっている」と説明した。
また、球団は中島に対しても、減額制限を超える額を提示。同幹部は「あとは相手が決めること」といい、条件が折り合わなければ、自由契約になる可能性も。両者の決断に注目が集まる。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181030-00000031-sanspo-base
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