東京・渋谷駅周辺のハロウィーンの狂騒から一夜明けた1日、長谷部健渋谷区長は同駅前で取材に応じ、「今年のハロウィーンはイベントでなく騒動。来年以降、もっと積極的に手を打たなければいけない」と述べ、有料制も視野に検討を進める考えを示した。
渋谷区は10月26日からごみ捨てなどのマナー順守や、終電までに帰宅するよう会員制交流サイト(SNS)で呼びかけたものの、犯罪やトラブルが相次いだ。
長谷部氏は「呼びかけに応えてくれた方もかなりいたが、一部の心ない方々の行動に対しては、じくじたる思いだ。結果責任は当然感じる」と話した。
今後は代々木公園に参加者らを誘導したり、参加を有料にしたりといった規制を含めた対策について、来年度予算に盛り込むことを検討する。
長谷部氏は「どの区域に有料制を導入するか、線引きは難しい」とも述べ、「騒ぎに来ている群衆に渋谷区民はほとんどいない。それにも関わらず清掃に関わる費用などに住民税を充てるのはどうかという意見もある」と対策の難しさに言及した。
渋谷の繁華街では1日未明から午前にかけて、散乱した大量のごみを拾う若者の姿も見られた。(斎藤有美)
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181101-00000664-san-soci
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