[パリ 1日 ロイター] – フランスのパリやリヨンで、ハロウィーンの夜にギャングに仮装した若者らが暴徒化し、警察が100人以上を逮捕した。
米ハリウッド映画「ザ・パージ」になぞらえて警察襲撃を呼びかけたソーシャルメディアがきっかけで、警官や通行人に喧嘩を売り、店舗を襲撃し、ごみに放火するなどしたという。
「ザ・パージ」は、1日だけすべての犯罪が合法化されるディストピア(理想郷の反対の地獄郷)を描いたホラー映画。
カスタネール内相は1日、記者団に「ハロウィーンは祝いでなければならない。襲撃(パージ)は冗談でなく脅威だ」と述べた。
警察は今週、スナップチャットに警察に対する「パージ」を行うよう呼びかける投稿をした若者を逮捕。カスタネール内相は、(この投稿を受けて)
31日夜はフランス全土に警官1万5000人を展開したため、暴力は1年前より少なかったと述べた。
フランスではハロウィーンが伝統的に祝われているわけではないが、米国の映画やテレビドラマの影響で1990年代末から注目度が高まり、店のショーウィンドウにくりぬいたカボチャや魔女が飾られるようになっている。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181102-00000052-reut-eurp
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