単品売りに代わる事業形態を模索、総合力に活路
三菱電機とパナソニックが空調事業の拡大に向け、総合力を生かして単品売りに代わる事業形態を模索している。空調を成長事業と位置付ける両社の意識の先には世界最大手、ダイキン工業がある。
ダイキンは専業ならではの迅速な経営判断の下、人員などを需要が拡大するアジアなどに集中している。総合電機2社は、縦割りだった昇降機や換気扇など他事業と連携し相乗効果を狙う。撤退した携帯電話など情報家電技術にも活路を見いだす。
三菱電機は空調の海外展開で、ダイキンに対抗する力を秘めている。だが、「(ダイキンのような)専業ほどの人員資源はない」と、松本匡常務執行役は認める。一方、「換気扇やエレベーターを含めた人員規模は遜色ない」ことから、総合力でダイキンに挑む構えだ。
対抗のカギは、「ほとんどの地域で保守が義務付けられている」(松本常務執行役)というエレベーター事業。
エレベーターの保守を突破口に空調をはじめ、照明や換気扇などビル設備全体の保守を狙う。ダイキンが経営課題とする、販売後も顧客と関わりを持つ事業形態を、三菱電機は東南アジアなどの新興国で実現する。
パナソニックは空調設備と換気扇を組み合わせ、室内環境を総合的に高めるシステムを東南アジアと中国で展開し始めた。売上高8兆円規模の同社も、空調単体ではダイキンの4分の1程度しかない。
そこで、都市部の大気汚染が深刻化する中国の顧客に、快適で生産性の高い「空気の価値」を提案するなど新規ユーザー開拓を進める。
一方のダイキンは、高い成長が見込めるインドや東南アジア各国に1000―2000店舗と、全土を網羅する販売網を構築中だ。
峯野義博常務執行役員が自社の取り組みを「ここまでやるか」と表現するように、総合電機が音を上げるほどの徹底ぶりだ。
その中で、総合電機がダイキンと差別化を図れる材料の一つがITだ。パナソニックは2010年代半ば、エアコンなどの白物に対し“黒物”と呼ばれる薄型テレビや携帯電話などの家電を縮小。ITの技術者を白物などに移したが、現在の空調事業トップの高木俊幸常務執行役員は黒物出身だ。
三菱電機も、かつて汎用計算機などに力を入れ、「情報解析などのノウハウが残っている」と、伊藤泰之専務執行役は力を込める。
両社ともITのノウハウを生かし、機器の稼働データを統合するデータベースを構築する計画。空調や照明、換気扇などのデータを連携させる。施設ごとの利用状況をより深く分析できるため、省エネルギー化などをさらに進める考えだ。
日刊工業新聞大阪支社・平岡乾
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181118-00010005-newswitch-ind
ネットの反応
ダイキンは基板がすぐ、やられるから三菱の方が、やっぱり良いな
東京ドームの風のことかと思った。
ダイキン好きだったけど
前に家電屋さんにエアコン買いに行ったらすげえダイキンすすめられて。
三菱とかパナのことすごいバカにするから不快になって、よくよくその人みたらダイキンの名札してた。
ダイキンの方ですか?て聞いたら
違いますって平然と嘘つくからダイキン買うのやめた。
ダイキンはすごいよ
何かあるとすっ飛んでくるもん
絶対に客を待たせない
大手家電にそれができるかな?
今夏、エアコンを買い換えましたが
左右に動く中のルーバーが外して水で洗える!
エアコン掃除の何が困るって、ルーバーがカビで黒くなってるのに
手が入らなくて掃除がうまくできず
割り箸にウェッティ巻きつけて拭いたりするものの、拭ける範囲が限られて
もう長年のストレスでした。
毎年1回はエアコンクリーニング頼んでいたんですが
すごく高いし、ちょっとトラブルもあったりして・・・
もっと早く、取り外せるのが標準になっても良かったのに~
大岩マシナリーって会社も面白いよね。
真っ向勝負じゃ負けは確実。
パナソニックは家電の部門が業務用エアコンを扱っている。技術部門はともかく、営業部門については、量販店や家電ディーラーに対して、上から目線の営業しかしてこなかった人間が、
まずダイキンは駄目です。新築のマンション入居時にリビング、他洋室3台ダイキンのエアコン購入 12年目夏3台全て壊れ三菱電機の霧ヶ峰に切り替えました。
空調の読売巨人軍
ドームランで有名
「空調の巨人」って東京ドームのことかと思った
タイトルを見たとき一瞬
ドームランという言葉が浮かんでしまったのは野球の見すぎかな…
ダイキンのアフターサービスネットワークはズバ抜けているし、ゼネコンともべったりなので業務用では同じ土俵には立つのは難しいかと
ダイキン工業すげえな エアコン界では世界一位なんだってな。
そりゃ国内シェアなんて言ってるレベルではないな 笑
ダイキンから見たらパナも三菱もローカル企業ってことじゃん
ダイキンからしたら アジア ヨーロッパ アメリカという風に見てんだろうね。 日本の中でちょこちょこやってる次元ではないのは確か。
アフターフォローに信じられない程差がある。
ダイキンならその日のウチに直るものが、他だと調査に来るのに数日、直すのに部品の取り寄せだの在庫の確認だのでさらに数日掛かる。
この差を埋めるのは並大抵の事ではない。
ダイキンなぁ
工業用は立派なのに家庭用は何であんなに粗末なの?
冷えないし機能は少ないしうるさいし
変な機能入れて壊れるリスク増えるなら、バラして洗えるシンプルな構造にしてほしい
自己責任で洗浄するから、あのゴツイ機械はやめてくれ
「空調の巨人」という見出しに釣られて来てみたら、本当に空調会社の話だった。ある球場で空調の気流を利用したホームランの話ではなかった。
ドームランがよりパワーアップしたのかと思った。
東京ドームの話かと思ったw巨人攻撃中に追い風が吹くアレかと
普通に読売ジャイアンツの記事だと思った
かつて、電機・通信機メーカー時代フッ素系溶剤ダイフロンでお世話になりました。ビルメンテ時代ダイキンの空調機は早くから内部プリント基板が防湿処理されていて、
すぐ壊れる三菱電機
グループ内で売買してください
空調の巨人、、、
野球の例のやつかと思った!笑
三菱電機もパナソニックも世界で勝てる
メーカーだと思うのだが。。。
「空調の巨人」ダイキンとか言っても、倒産したこともある位だから、足下がしっかりしてるとも思えない!所詮、在来技術の延長線上での優位性に過ぎない!
大型の白物家電も住宅システムやビルシステムと一体となれば、空調に最適で省エネ効率抜群の小規模地熱(地下熱)利用とかの大胆な構造変革が可能だし、三菱も松下も凄まじい地力と総合力を持ってるから、大変革も有り得る!
都内のミッドレンジ以上のホテルに泊まると、「パナのテレビと三菱の空気清浄機」って組み合わせをよく見る。
逆の組み合わせはほぼない。
ダイキンを脅かすのは、かなりキツいよ。
三菱はビルテクノがハイエナのように他社製品の空調機メンテまで浸食しているけど果たしてどこまで効果が出ているのか?
パナソニックは家電の体質がしっかり会社全体に染み込んでいるからアフターサービス含めた業務用に挑戦なんてまず無理だろう。
巨人ダイキンの対抗馬として三菱電機は判るが、何でパナソニックの名前が挙がるんだい。世界レベルではキヤリアがダイキンと覇権を争っており、国内では東芝との合弁会社が頑張っているよ。本体の不祥事でイメージは芳しくないが、得意の制御技術で捨てがたい処だよ。