サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会で2大会ぶりの16強進出を果たした日本代表が5日午前、帰国。日本協会の田嶋幸三会長、西野朗監督、長谷部誠主将が千葉県成田市内で行われた記者会見に出席し、田嶋会長は西野監督について「慰留はせず、今月末で日本代表監督を終了する」と、退任することを明らかにした。史上初の8強入りはならなかったが、2大会ぶりに決勝トーナメントに進出。1次リーグ初戦ではコロンビアを2-1で下し、W杯で南米勢から初勝利を挙げた。会見では就任2カ月でチームをまとめあげた西野監督の今後の去就についても質問が及んだ。
田嶋会長は西野監督の任期は「7月末で満了する」とし、就任を要請した際に西野監督からは「結果がどうであれ、(期間は)大会が終わるまで」と言われていたという。「その約束を守りたいので、慰留することはしなかった。この7月末をもって日本代表の監督を終了することになります」と明かした。
「また違った形で日本サッカー界に貢献し、サポートしていただければ」と続けた田嶋会長。これからは、アジア大会、東京五輪に向けて新しい選手にもチャンスが出てくる4年間になるとした上で、後任については「白紙の状態。技術委員会で話し合っていただいて、早い時期に決めたい」と話した。
西野監督は、ベルギー戦から一夜明けた3日にベースキャンプ地のカザンで取材に応じた際には「その話はノーコメントで」と返答していた。
スポニチ本紙では、次期監督に元ドイツ代表監督のユルゲン・クリンスマン氏(53)の就任が決定的としている。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180705-00000095-spnannex-socc
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