西日本豪雨の影響で、コンビニエンスストアの弁当やおにぎりなどの品薄状態が続く。補充されても、すぐに売れ切れるほどだという。
それを受け、首相官邸は7月13日、Twitterを更新。商品が欠品していた広島県呉市内のコンビニで、自衛隊が緊急輸送するなどし、食品に関しては欠品なく提供できるようになった、と報告した。【BuzzFeed Japan / 瀬谷 健介】
首相官邸は12日と13日の午前7時時点の商品棚の状況がわかる写真をアップ。次の文言をツイートした。
“【SNS更新】「広島県呉市内の同じコンビニの今日の朝7時と昨日の朝7時の食品棚の写真です。自衛隊による緊急輸送など、昨日の官民一体となった物流強化によって、おにぎりや弁当については、欠品なく商品を提供できるようになるなど、物資供給は大きく改善しました。」“
熊本地震被災者「この対応は助かると思います」
西日本豪雨から13日で1週間を迎えた。豪雨による死者は全体で200人を超え、呉市でも犠牲者が相次いだ。政府は10日、生活物資を被災者らに安定供給するため、コンビニなどへの物資輸送車両を救急車などと同じ「緊急車両」扱いにすると決めた。
呉市では道路や公共交通機関が寸断されるなどし、一時孤立状態に。断水している地域もある。
13日午後、土石流が発生する恐れから避難指示が発令し、夜に避難勧告へと移行した。避難勧告を解除したと発表されたが、一部で避難準備に移行しており、未だ予断を許さない状況が続いている。
大規模災害時は、物資の供給が滞りがちだ。2016年に発生した熊本地震の被災者である男性(29歳)は、次のように話す。
「なんらかの理由で避難所に避難できていない人や、被害の大きくない地域で暮らす人にとって、コンビニで商品がこれまで通り購入できるのは助かります」
「私自身、コンビニで商品が買えないのは辛かったです。1週間が経ち、日常を少しでも取り戻したい人にもありがたいことだと思います」
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180714-00010002-bfj-soci
みんなのコメント