【AFP=時事】内戦下の中東イエメンからの亡命希望者数百人が、韓国南部の済州(Jeju)島に到着している。この事態を受けて、民族的にごく均質的な韓国社会で、かつてない外国人嫌悪が起きている。
欧州を席巻し、米国でドナルド・トランプ(Donald Trump)氏を大統領に押し上げた反移民感情の高まりが、韓国でも繰り返されている。
2015年以降、多くは紛争を逃れた100万人以上が到着したドイツでは、受け入れの是非をめぐって国内外で亀裂が生じた。米国ではトランプ氏が壁を作るといったメキシコとの国境で毎月数千人の不法移民が拘束されている。
だが、韓国では過去数か月で550人のイエメン人が到着しただけで強烈な反発が起きている。韓国のポータルサイト「ネイバー(Naver)」に投稿された「政府は狂っているのか?奴らは私たちの娘をレイプするイスラム教徒だぞ」というコメントには、数千人が賛同を示した。
ソウルでは先月、「偽の難民」の追放を当局に求めるデモに数百人が参加。大統領官邸のウェブサイトでは、元々世界でも厳しい部類の難民法のさらなる厳格化を求めて、記録的な70万人近い署名が集まっている。「(旧植民地の)欧州には歴史的な重荷があるかもしれないが、韓国にはそうした倫理的義務はない」とこの署名は主張している。
人口のうち外国人はわずか4%程度で、それも中国や近隣の東南アジア諸国からの人々が大半の韓国では、難民という概念自体になじみが薄い。
2015年のある政府調査では、外国人は近所に住んでほしくないという回答が32%だった。これは米国の14%、中国の12.2%などを大きく上回っている。
済州島に到着しているイエメン人たちは、この島ではリゾート観光促進のために査証が不要とされていた点を利用した。この抜け穴は現在すでにふさがれている。
最新の世論調査では、亡命を希望しているイエメン人の受け入れに約半数が反対。賛成は39%、どちらでもないが12%だった。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180714-00000032-jij_afp-int
みんなのコメント
日本でも難民受け入れの問題はもうおこっている。難民を作った国々に責任をとらせるべきで、関係ない国は引き受ける義務はない。長々と日本の戦争責任について言ってたのだから、各国も無責任なことはしないように日本政府は強く言わないと。
難民も移民もお断り。将来のことを全く考えてない政府に腹がたつ。一夫多妻の民族を移民として受け入れたとして、帰化を認めてしまったら?
日本の法律に従わせるのか、法律を変えるのか?帰化させたら参政権も与えることになる。そういう民族が日本人として政治家になり日本の法律を自分たちの価値観に合うように変えていくことにもなるだろう。難民を受け入れて、日本人と結婚してしまったら?
日本人と文化も価値観も違う親類縁者を日本に呼び寄せてしまったら?たくさん問題を抱えることになる。日本の政治家は年寄りが多いせいか、未来を想像して対処できないようだ。未来の日本人のために行動してほしい。