強豪校が揺れている。春夏通じて13度の甲子園出場を誇る開星高校(島根)で、体罰問題が浮上していることが8日までに分かった。

秋季島根大会準々決勝・平田高校戦(平田愛宕山野球場)が行われた9月24日。開星は1―2で敗れ、来春甲子園出場を逃した。

「試合に敗れた直後でした。帰りのバスに乗ろうとした部員に対し、同校の山内弘和監督(44)が『学校まで走って帰れ!』と激しい口調で叱責。

球場から学校までの約30キロの罰走を命じたのです。部員たちは宍道湖沿いの国道431号(通称・湖北線)を走って学校に向かった。試合に来ていた観客も含め、多くの人がその光景を見ています」(地元関係者)

全力で試合を戦い、体力、精神力を使い果たした直後の罰走。しかも、部員たちが走る国道431号は片側1車線の狭い道路で、歩道が途切れる箇所もある。

この話を聞きつけた一部の保護者が、部員が交通事故に遭っては大変だと学校に問い合わせたうえで、自らの判断で車で駆けつけ、後ろから部員たちを見守ったという。

■罰走、素振り2000回

県内高校野球関係者の話。

「その後、学校は山内監督に連絡。事情を聴いたうえで、バスで部員を途中まで迎えに行くことにした。それで終わったかと思いきや、山内監督は学校に帰った後にも部員たちに2000スイングもの素振りを課した。

さすがにやり過ぎたと感じたのか、数日後、山内監督は部員を集め、『決して腹を立ててやったことではない。夏に向け、頑張ってほしいという気持ちでやった』と釈明したそうです。学校内外では『これは体罰だ』と大騒ぎになり、地元マスコミも取材に動きました」

山内監督は「腹切り発言」で物議をかもした名将・野々村直通前監督の教え子で、コーチ、臨時監督を経て、2012年4月から正式に監督就任

。春夏甲子園に3度導いている。しかし今年2月には部員への暴力行為による体罰で4カ月間の謹慎処分を受けた。今回の一件は、謹慎が解けた後のことだ。

ネットの反応

1.
個々の選手の技量に合った合理的、且つ科学的な練習とは真逆。あくまで精神主義が優先でその先に技量の獲得、そして試合での勝利があるとする考え。こうした環境で育つ選手は第二、第三の指導者予備軍となります。

この連鎖は絶対に絶つ必要があり、やはり他でも書かれているように指導者には資格制が必要でしょう。しかも定期的な研修を受けて更新するなどの措置も当然です。精神主義優先は根絶しなければなりません。

2.
島根県のような野球弱小県で少ない高校の中予選を勝ち上がり甲子園に何度か出ただけの高校のどこが名門で強豪なのか。一度でも日本一になったことがあるならまだしも島根県のレベルで代表になったとしても大阪や神奈川のレベルの中では3回戦がやっとでしょ。
3.
練習の質を考えてない指導者が日本には多そう。加えて、今まで当たり前のように行われてきた事が実は意味のない事だったというのが判明しても尚、信じずに同じ事を繰り返す人が多そう。
4.
退任要求の本質は体罰じゃなくて結果が出ていないことのほうかな。
結果が出ていないのに指導だけは厳しいままだから保護者が動いたのだろう。
5.
落合博満は監督時代「全責任は監督のオレにある」「監督のオレがヘボだから負けたんだ」等と口癖のようにマスコミに言っていました

小・中・高だけじゃなく大学生・社会人になっても、スポーツや対戦競技に携わる監督・コーチなどの指導者は「オレの采配・指導でお前等を勝たせてやったんだ!」みたいな思考回路があることは否定できない!
勘違いも甚だしい!

指導者はあくまでプレイヤーではない!
采配を奮う事はできるが、プレイする事はできない

指導者に出来る事は、プレイヤーの体調の見極めなど自らの「眼」を養い様々な対応策を身に付けさせる事だけだ!
その采配が外れたり、結果が伴わなかった時は指導者の「眼」が間違っていたということなのだ!

ただし!
指導者もプレイヤーも結果が伴わなかったからといって、相手を責めては高みにはたどり着けない!
責めるのは常に自分自身だ!

6.
こうなったら学力で開成高校を追い越すしかない!
7.
そんなもんでしょ
8.
どんなに熱心な指導者でもやっていいことと悪いこと。自分を制御することは必要だと思います。私の息子も、野球ではありませんがパワハラを受けています。その指導者も外部や校内の部内の保護者から学校へ通報を受けているにもかかわらず顧問を続けています。

これは、指導者の教育だけが問題ではなく学校側の意識改革が必要なのだと思います。悪いことを組織で隠す世の中であっては困ります。部活動の時間制限より、指導者の圧力で心が病んでいる生徒を守れる体制にかえてもらいたいです。

校内にカウンセリング室はあっても顧問に知られた時の制裁が怖くて相談できない生徒もいます。規則で縛るのは簡単ですが大人に都合がいい時代は終わりにしてほしいと思います。

9.
酷い報道だ
開星高校野球部は自浄作用があるから退任要求されていたんでしょ

それをわざわざ公表する必要はないだろ

それで大会出場が出来なくなったら生徒が被害に遭うだけだ

10.
自分の名誉の為に甲子園に行きたい!
選手はその為道具に過ぎません。

だから、甲子園を逃すと感情的になり理性を失う。そして、その後、平常心に戻ると慌てて「悔しさを夏の糧にしてほしいからやった」と言う。

相当たちが悪く、問題の根は深いように見受けます。

11.
ある程度は必要かもだけど限度はあると思われます。
12.
糞には何を言っても響かないし理解できません!
お礼参りがないだけ有りがたいことでは?
13.
難しい問題ですね。
昔厳しく指導されて育った世代が今の監督世代。監督は経験だけでなく更に現代に合った指導法を勉強しないといけない。
14.
いまだにそんな事やってる野球の世界。近くの少年野球チームの監督も偉そうに子供に話してるよね。
15.
まぁ、お金かけずに練習メニューで何かしようとすればこうなるかな。暴力はダメだけど。155キロ出るピッチングマシンを導入して一人10分間バッティング練習とか、野球の専門の補習30分とか?目標の問題だけど。

甲子園に行く。ベスト8。優勝する。練習メニューが減っても結果優勝出来ればいいけどね。

16.
山内も校長もクズのクズだ!
理不尽どころの話じゃない!
NOと言えない立場の生徒に強要する監督は人として失格人間!

典型的な野球馬鹿で単細胞な頭が悪い奴だ!
いつから監督をしてるか知らないがこの馬鹿のせいで退部し夢を潰された生徒も大勢いたと思う!
校長は山内に脅されてるのか??

17.
何処に所属していたメジャーリーガーですか?
18.
死人が出る前に辞めさせなさい
19.
監督も校長もバカ過ぎる。
20.
いまだ昭和野球をしている学校と理論的なベイスボールをしている学校とでは頭の使い方が違う。
技術、センスだけでなく、理論的に考える頭脳が必要。指導者に頭脳がなければ、社会で通用する人間を育てることはできない。
21.
周りや保護者がとやかく言う前に、当の部員達がどう考えているか?が大事では?体罰と感じれば体罰だし、厳しい指導と感じればそれは指導であって体罰ではない。
22.
いずれにしても良くないですね。
体罰も保護者介入も。

この監督は昔から同じようにやってきたのではないかな?変わったのは保護者。たまたま事件として見つかった。これはこれで処分でいいとおもいます。

良くないのは、保護者、子供たちは騒げば助けてもらえる。今はなんでも体罰になる。と言った感覚を身につけて、先は苦しい事から逃げる体質に。

両者のバランスが大切ですね。でも、時代も社会も大人も悪い。可哀想なのは子供達。

23.
可愛い息子になんて事を!煩いバカ親が多いから監督さんは気の毒
24.
甲子園に何回も行ってる監督なので学校関係者もなかなかいえないのではないですか?私立は知名度をあげて生徒を集めなくてはいけないのでね。

熊本の某私立高校で何回もベスト4まで行った高校も監督が変わったとたんでれなくなったし。たしかに指導方法に問題があるけど、いまの甲子園ありきが問題だと思いますよ。

25.
野々村さんは球数問題の時に教育を語っていたけど、実際はこんな人間しか育てられなかったわけだ。負けたから罰として走らせたり、素振りさせたりしてなんの意味があるんだ。選手たちが自主的にやるならともかく。
26.
時代錯誤も凄いな…
モラルハザードも良いところだよ。
まあ、練習の為の練習になっている感じが。

監督は、瞬間湯沸かし器タイプの人間かな?
こんな状態、状況でチームのモチベーションが向上するわけがないし、生徒は勝つためではなく、監督に怒られないように練習や試合をするようになるだろうから、チーム力があがるわけがない。

早々に退任させて下さい。
生徒本位で物事を考えてあげて下さい。

27.
結局体罰というものを全く経験していない生徒が指導者になるまで、または体罰が死語や全く過去のものになるまでなかなかなくならないのではないのだろうか。
28.
試合後に30㎞走らせ、2000回の素振りを課すのは体罰でなくて何なんだ?!
この手の勘違い野郎はすぐ首にするべき
前監督といいこの学校の指導者は、時代錯誤も甚だしい
29.
監督失格です。自分の名声のためにプロ入り選手を… 学校も事辞職させなさい。
30.
名前も知らない高校だけど
強豪なんだな

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