日本時間15日に、2018 FIFAワールドカップ ロシアが閉幕した。
日本代表はラウンド16でベルギーに2-3で敗れたものの、最終的に今大会で3位に輝くことになるチームをあと一歩のところまで追いつめ、4年後のカタールW杯に向けて希望の持てる戦いを見せてくれた。
そこで、サッカーキング編集部では、カタールW杯における『日本代表 ベストイレブン』を選出した。サッカーキング編集部が選んだ『日本代表 ベストイレブン』は以下のとおり。
■GK
中村航輔/現所属先:柏レイソルロシアW杯ではグループリーグ、決勝トーナメントを通じて出場の機会がなかった。並外れた反射神経を生かしたセービングと、高い足元の技術が持ち味。また、相手の一歩先を読む能力にも優れ、一対一を止めるのも得意。4年後は、日本代表のゴールマウスを守っているはずだ。
■DF
冨安健洋/現所属先:シント=トロイデンVV(ベルギー)高校3年生の時にアビスパ福岡のトップチームに昇格。今年1月、ベルギー1部のシント=トロイデンVVに移籍した。豊富な運動量でピッチを幅広くカバーし、敵の攻撃を寸断。前線へのパスも正確で、攻撃の起点としても機能する。両足を器用に使える点も魅力のひとつ。
吉田麻也/現所属先:サウザンプトン(イングランド)
プレミアリーグで名だたるFW陣と相対する男は、その経験値を武器に4年後も日本の最終ラインに君臨していることだろう。カタールW杯は33歳で迎えることになるが、予測が効く選手なので、年齢は大きな影響を及ぼさないと見る。4年後の代表のキャプテン候補だ。
昌子源/現所属先:鹿島アントラーズ
身長は182センチでセンターバックとしては決して大柄ではないが、ボディコンタクトの強さやスピードを備えている“モダン”なDF。ロシアW杯ではグループリーグ第3戦のポーランド戦を除く3試合に出場。吉田麻也の相棒として安定したプレーを見せた。
■MF
松原后/現所属先:清水エスパルス本職は左サイドバックだが、攻撃力の高さを買って中盤のワイドな位置で選出した。試合終盤でも自陣深くから相手ゴール前まで駆け上がれる走力が魅力。守備面でも、相手に態勢を崩された状態から食らいついていける“身体的な強さ”を備えている。
中山雄太/現所属先:柏レイソル
アンダーカテゴリーの日本代表に、コンスタントに招集されてきた期待株。所属クラブの柏レイソルでは主にセンターバックとしてプレーするが、左ウイングバックやインサイドハーフの適正も備える。今回は柴崎とともに中盤センターに配置することにした。
柴崎岳/現所属先:ヘタフェ(スペイン)
ロシアW杯では全4試合に出場。日本代表の中盤に欠かせない存在として躍動した。的確なタイミングで入れる縦パスは秀逸で、攻撃の“スイッチ役”として機能する。カタールW杯の時には30歳。円熟の域に達したプレーで、チームの心臓となっていることだろう。
酒井宏樹/現所属先:マルセイユ(フランス)
タッチライン沿いを何度もアップダウンできるだけのスタミナを有している。ロシアW杯では全4試合に出場し、右サイドから何度も好機を演出した。強靭なフィジカルを生かした空中戦も魅力のひとつ。今回は彼の攻撃性を存分に生かすために、サイドバックから一列上げた位置で起用した。
■FW
中島翔哉/現所属先:ポルティモネンセSC(ポルトガル)2017年8月にポルトガル1部のポルティモネンセSCに移籍。リーグ戦29試合に出場し、10得点12アシストを記録した。タッチの細かいドリブルで相手守備陣を混乱に陥れるプレーが特長的。左サイドからのカットインシュートが得意なため、左シャドーの位置で選出している。
堂安律/現所属先:FCフローニンゲン(オランダ)
ボールが足に吸いついているかのようなドリブルで、敵陣に切り込んでいく。利き足が左なので、右に開いた位置から中にカットインして、決定的なシュートやラストパスを繰り出す形を想定。小回りが利く堂安がシャドーにいることで、相手守備陣はより神経を使うだろう。
大迫勇也/現所属先:ヴェルダー・ブレーメン(ドイツ)
ロシアW杯では全4試合に出場。グループリーグ初戦のコロンビア戦では、勝ち点3を呼び込む貴重な勝ち越し弾を決めた。相手を背負いながらボールをキープしてタメを作れる大迫の力は、4年後も必要とされることだろう。“ハンパない”活躍を期待したい。
SOCCER KING
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180717-00792515-soccerk-socc
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