19日は、東日本から西日本の内陸を中心に気温が上がった。全国で最も気温が高かったのは京都市の39.8℃(午後3時19分)で、これは1998年の同地点の観測史上最高記録に並ぶ気温。
また、京都市と岐阜県多治見市は6日連続で38℃を超えている。全国の猛暑日地点数は206地点となり、今年最も多かった。
■各地の最高気温(19日午後5時まで)
京都府京都市 39.8℃
大阪府枚方市 38.9℃
熊本県菊池市 38.8℃
大阪府豊中市 38.7℃
山口県山口市 38.7℃
滋賀県東近江市 38.6℃
京都府京田辺市 38.4℃
大分県日田市 38.4℃
佐賀県佐賀市、嬉野市 38.3℃雲の広がりやすかった関東など東日本では18日ほど気温が上がらなかった所が多く、東京都心は34.8℃で、2日連続の猛暑日とはならなかった。
猛暑日続く 熱中症対策を
20日(金)は、西日本から東北にかけて晴れる所が多く、西日本や関東の内陸部の他、福島県でも猛暑日が予想されている。
<20日の予想最高気温>
38℃ 京都、兵庫県豊岡、福岡県久留米、
大分県日田、佐賀、熊本
37℃ 福島、福島県若松、熊谷、大阪
36℃ 前橋、さいたま、名古屋、岐阜、広島など
35℃ 山形、東京、横浜、広島県呉、松山、
大分、鹿児島など連日の暑さで抵抗力が弱まり熱中症にかかりやすくなっている可能性もあるため、外出時や屋外での作業時はもちろん、屋内でも水分をこまめに補給し、多量に汗をかいた場合は塩分も補給する必要がある。
日射を遮る工夫や、冷房を適切に利用し室温に気を配るなど、熱中症に対して充分な対策を取るよう心掛けたい。
(気象予報士・野口琢矢)
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180719-00010005-wmap-soci
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