ネットの反応

中小支援の意味合いなら電子記録債権やファクタリングも同時に廃止しないと何も意味がない。

もっと言うと締後30日以内に振り込んで貰えないなら割引ける分資金的には手形の方がありがたいということになる。

全ての事業者に対してその条件を義務付けたとして、海外に強制することはできないだろうからそうなったとしても輸入が多いところは厳しいかもね。

支払いサイトが長すぎる業界にとっては、取り立てを銀行が肩代わりしてくれる手形という制度は、有用だと思いますよ。

支払サイトが翌月末90日サイトの手形払いが120日現金払いになるだけでは?

支払に信用できる手形を回し手形として使用する場合もあるし、振り出し手形をグループ循環取引で最終的に回収する場合もあるから、廃止は難しいと思います。

今までの売り掛けの回収でA社がB社に手形払いして、B社がA社から受け取った手形に裏書してC社支払、C社も支払にB社から受け取った表書きA社の手形に裏書をしてA社に支払をした。この場合はA社が最終的に自振り手形を回収したことになるが、A社は更に回収した手形に裏書して、自分が勤めてるD社に支払をしてきたことがありました。

最初は?と思いましたが、A社から回収できなければ裏書人B,C社から回収できると本社経理から連絡があり、受け取ったことがありました。最終的には無事回収できましたが、A社の与信は厳しくなりました。

利用する産業界や金融機関に対し、廃止に向けた計画を今夏をめどに策定するよう要請する。

金融機関に言っても仕方なさそう。
使ってるのは企業だから。

これ結構複雑な問題で、例えば工期1年の建築だった場合、建主が完成時に費用を全額払う契約だったとしたら、建設中の人件費や材料費は建設業者が立替える事になる。

当然下請け業者も仕入先や従業員に代金を払わなきゃならないから資金繰りが大変になる。
銀行からつなぎ融資を受けられるけど、そうなると金利が馬鹿に出来ない金額になる。

だから約束手形によって支払いを先送りにすれば、入出金のズレが少なくなって資金繰りが楽になる。
だけど約束手形の支払いサイトを180日なんかにすれば、最終的に最も下の下請けにしわ寄せが来る。

約束手形自体は良い物だけど、使い方が難しいシステムですよね。
私は約束手形を無くすのは反対です。

金融機関で手形実務に関わっています。

手形の代替サービスとなる電子記録債権が誕生してから10年以上経過していますが、何故か大都市圏でいまいち低調で、支払地が長野県や北陸3県では結構普及しています。

印鑑レスも進みつつある今、手形や小切手のあり方が問われるのは自然な事でしょう。
電子化はハードルが高いかもしれませんが、慣れてしまえば仕事の合理化にも繋がると思います。

手形の強力な証拠証券としての効力を担保しつつ(電子記録債権はココが弱い!)、新たな決済スキームの構築が必要です。
(国主導で進められると、実務を知らなすぎる官僚の皆さんに振り回されるので、それは勘弁してもらいたい(笑))

使い勝手の良いものとなるよう、私たちも頑張ります!

もう低金利で銀行借入できる環境がずっと続いていますし、余裕を持って借入すれば、手形必要ない企業も多いと思います。不渡りリスクを取引先に持たせるよりも、銀行に持ってもらい、金利のリスクを銀行の利益にしてもらう方がよい気がします。

最終的に支払う側が早く支払ってくれたら改善してして行くと思う。人件費、材料費がお客様から頂くよりも先に出ていくのを何とかしたいから支払いを伸ばしている理由も大きいと思う。

建設関係だと、地場の中堅企業が7割以上手形支払い120日で下請けから金を借りて経営しているような感じの会社は結構多い、中には100%の手形で20万でサイト半年の手形を始めて見たなどという孫請けさんもいました、

未だに手形を多く利用して公共工事をしている企業は多いはず、官庁工事で下請けに競争させて安く発注して手形で支払いでは職人会社も後継者を育てながら涙経営するのも今のご時世は難しいのではと感じます。

懐かしい言葉を久しぶりに聞く。
若かりし頃、隣の経理部の課長さんが手形割引の業務をメインでされていたのを思い出す。
毎日のように大手銀行や地銀の担当者が手形の束を抱えて持って行く光景があった。当然だが全てが決済される訳ではない。
不渡り手形となって交換所から帰って来るものも多かった。

中間に手形のブローカーを生業とする業者もいたぐらいだ。
時代も大きく代わり、車や電化製品を買うのもクレジット決済へと変貌した。
未だに企業間で手形決済が行われているとは思わなかった。

市中に出回るもしくは残高上での貨幣流通量が桁違いに大きくなった結果だろう。
その割には個人の懐には僅かな現金しか流通していないのは皮肉なものだと思う。


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