韓国の著名漫画家キム・ソンモ氏が日本の漫画『スラムダンク』との酷似性について釈明した。
最近、オンライン掲示板を中心に、キム氏の新作ウェブトゥーン(ウェブ漫画)『高校生活記録簿』が『スラムダンク』をトレーシングしているのではないかとの疑惑が持ち上がった。
トレーシングというのは、元の絵(図面)の上に半透明になった薄い紙を重ねて、ペンを使って下の絵(図面)をそのまま書き写す作業をいう。
一部のネットユーザーは『高校生活記録部』と『スラムダンク』の一場面を比較する写真を作成し、その酷似性を指摘した。
これについて、キム氏は1日、フェイスブックに『以前、漫画の習作時代、作家のデッサンマン(鉛筆で下絵を描く人)になりたくて『スラムダンク』を30冊ほど書き写したことがある。
大ファンだった作品なので、30冊ほど書き写していたらいつのまにか描き慣れてしまい、その後に私の作品で『似ている』という指摘を受けてきた」と明らかにした。
キム氏はしかし、「所構わず他の作家の絵を書き写すようなことはしていない」とし「ただ、今回のことを確認してみると、本当に読者が疑うほど全く同じだった。
直ちに是正措置を取って、もう二度とこのようなことがないようにする」と綴った。引き続き「画風が似ていることは、脳より手が先に動くことなので理解してほしい」とし「物議をかもして申し訳ない」と頭を下げた。
キム氏は先月9日からウェブトゥーン『高校生活記録簿』を公開している。該当のウェブトゥーンは韓国ポータルサイト「ネイバー」で火曜日に公開される全体ウェブトゥーンのうち、照会数2位を記録して好評を得ている。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180802-00000002-cnippou-kr
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