日本ボクシングを再興する会から、日本ボクシング連盟の助成金の不正流用や審判の不正などに関する告発状をJOC、スポーツ庁、内閣府など、監督関係各所6団体へ提出されている渦中の山根明会長が3日、沈黙を破ってテレビ出演ラッシュ。
映像を交えて生中継したのは、日テレ系の朝のワイドショー「スッキリ」だけだったが、その内容は、もはや“放送事故レベル”の放送コードギリギリの危ないものになった。
告発には加わっていないが、元会長秘書で、様々なメディアで“山根批判”を展開しているS氏を「前科者ですよ」と、放送では実名で中傷。
MCのタレントから放送時間がなくなってきたことを伝えられると、突然、反社会勢力の名前を持ち出し「一昨日、元暴力団M組(番組では実名)の組長から私の知人を朝方に呼んで山根に言っておけと。
3日以内に引退しないと山根の過去をバラずぞって脅迫を受けました。だから僕は立ち上がったんです」と口にした。
そもそも、そのM組から脅されるような関係が、なぜあったのか?という疑問が出てくる。しかも、様々な不正を告発されている連盟のトップとして、疑念を晴らすためにテレビ出演を決めたのではなく、元反社会勢力の圧力に耐え切れず、立ち上がったというのだから、団体トップとしての資格を疑う。
その強烈なキャラはお茶の間に衝撃を与えた。しかし、各局の責任者からは「生放送ではもう無理」という声があがった。
某局のディレクターは、筆者の取材に「強烈なインパクトで視聴率は取れるでしょうが、何を発言するか、わからないので危なくて生放送は絶対に無理です。
放送コードにひっかかる不適切な発言を行う危険性があります。録画での編集をしなければ、とうてい使えません。これは各局共に同じ判断ではないでしょうか」と断言した。
録画でインタビューを放映した某放送局も、危ない発言が随所にあったため、1時間以上の取材を行いながら、放送可能だった部分は、インタビュー全体の3分の1もなかったという。
そして、その反論や発言には多分に真っ赤なウソと受け取れるようなものが混じっていた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180804-00000001-wordleafs-fight
みんなのコメント
メンタル豆腐な暴力団。