◇ア・リーグ エンゼルス7―4インディアンス(2018年8月3日 クリーブランド)エンゼルスの大谷翔平投手(24)は3日(日本時間4日)、敵地インディアンス戦で3試合ぶりに「3番・DH」で先発出場し、メジャー自身初の1試合2本塁打を放つなど、日本ハム時代も含めて初となる4安打をマーク。
5打数4安打3打点、3得点1盗塁の活躍で7―4の勝利に貢献した。エンゼルスは連敗を4でストップした。
メジャー初となる3番に入った大谷は1回1死一塁で迎えた第1打席、1ストライクからインディアンス先発の右腕クレビンジャーの2球目の96マイル(約154キロ)の内寄り直球を捉えると、打球は左翼席最前列へ。
先制の左越え10号2ランで、メジャー1年目で2桁本塁打に到達した。打球飛距離は374フィート(約114メートル)で、自身今季最短飛距離の一発となった。
2―3と1点を追う3回1死では、フルカウントからの6球目を完璧に捉え、右中間スタンドへ2打席連発となる特大の11号ソロ。1試合2本塁打はメジャー移籍後初めてで、日本ハム時代を含めると17年9月8日の西武戦(メットライフ)以来、5度目となった。飛距離は443フィート(約135メートル)で自身3位タイ。
5回は二ゴロに倒れたが、3―3の同点で迎えた8回1死の第4打席では、左腕O・ペレスの90マイル(約145キロ)のシンカーを左前打とし、この試合3安打目をマーク。4月3日の本拠地インディアンス戦以来の猛打賞を記録すると、直後のプホルスの打席で初球に今季3個目となる二盗を決めた。
エンゼルスは2死一、三塁からフレッチャーが適時二塁打を放ち、大谷が勝ち越しのホームイン。バルブエナの敬遠四球で満塁とすると、ブリセーニョ、ヤングの適時打でさらに3点を加えて勝負を決めた。
大谷は9回先頭での第5打席では6番手右腕オテロの変化球を中前へ運び、この試合4安打目をマークした。
大谷の今季これまでの9本のアーチはすべて本拠地エンゼル・スタジアムで記録されており、敵地での本塁打はメジャー移籍後初めて。インディアンス戦では4月3、4日にメジャー1号、2号も記録しており、これで4本目となった。
また、日本選手でメジャー1年目で2桁本塁打を記録したのは大谷が7人目。06年の城島健司(18本、マリナーズ)、03年の松井秀喜(16本、ヤンキース)、05年の井口資仁(15本、ホワイトソックス)、01年の新庄剛志(10本、メッツ)、08年の福留孝介(10本、カブス)、12年の青木宣親(10本、ブルワーズ)が記録している。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180804-00000091-spnannex-base
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