(セ・リーグ、広島9-3巨人、17回戦、広島13勝4敗、10日、マツダ)巨人は広島に3-9で敗れ、2連敗を喫した。昨年8月11日の白星を最後に、マツダスタジアムで続く連敗は「13」となり、今季の同カードは4勝13敗。2015年から4年連続となる対広島の負け越しが決まった。
「ここの球場では、どうしても打たれる。何とかしないといけない」と高橋監督も険しい表情。客席を真っ赤に染めた鯉党に囲まれ、投手陣が17安打を許して強力打線を勢いづかせてしまった。
1軍デビューから3勝0敗、防御率0・62だったメルセデスが、一回に4番鈴木に2ラン、四回は4連打で2点を許すなど6回11安打5失点。七回に代打・亀井の2点二塁打で2点差とした直後に野上が2失点、八回の中川も2失点と踏ん張れなかった。
今季、マツダでは平均7・67失点。村田ヘッド兼バッテリーコーチは「やられている現実がある。考えなアカン。(勝つためには)投手が抑えることだと思うよ」と投手陣の奮起を促した。
苦境の中で、難敵と向き合わざるをえない。坂本勇、吉川尚ら主力を故障で欠き、前日9日の阪神戦(東京ドーム)の一回にヘッドスライディングで左手を負傷したマルティネスは、左手薬指と小指をギプスのようなもので固めて強行先発。
七回からは、三塁手のマギーが今季初めて二塁を守るなど、“緊急事態”を強いられている。
これで借金「3」となり、首位とのゲーム差は今季最大の「12・5」に広がった。王者攻略の糸口を見つけられない。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180811-00000012-sanspo-base
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