大阪府富田林市の府警富田林署から12日夜、弁護士と接見中だった住所不定、無職樋田淳也容疑者(30)が逃走した。
府警捜査1課は13日、富田林署に捜査本部を設置、加重逃走容疑で全国に指名手配し、約3000人態勢で行方を追っている。突然の出来事に、近隣住民は恐怖と、警察への不信感を募らせた。
前代未聞の容疑者逃走劇。大阪府警のずさんな管理態勢が浮き彫りになった。
樋田容疑者は12日午後7時30分から弁護士と接見。2時間15分後の午後9時45分に「面会が長い」と感じた署員が接見室を確認したときには部屋は無人だった。接見は午後8時頃に終了し、弁護士は帰っていた。接見室が無人になった約1時間45分の間に逃走したとみられる。
留置場とつながる容疑者側のドアは外側から施錠されていたが、弁護士側のドアは施錠されていなかった。隣の部屋に弁護士以外の接見時間に署員は常駐しているが、当時は該当しない時間だったため不在。接見室の扉は開くとブザーが鳴る装置があったが、富田林署は「接見終了時に弁護士が署員に知らせることが多いため不要」として装置の電池を抜いていた。
ブザー装置は、07年に栃木県警の警察署の接見室で弁護士が帰った後に容疑者が自殺したのをきっかけに普及。府警によると、府内65署のうち電池を抜いていたのは富田林署だけだという。
接見室にある容疑者と面会者を隔てるアクリル板が押し破られ、金属製の縁との間に約10センチの隙間が開いていた。アクリル板と縁の間を押し開けて署の裏口から逃げ、高さ2~3メートルの塀を乗り越えた可能性がある。
府警は署の駐車場で樋田容疑者のものとみられるサンダルを発見。接見室の隣にある控室にあった署員の白色スニーカーがなくなっており、これを履いて逃走したとみられる。樋田容疑者は身長1メートル63の中肉中背。黒の長袖ジャージーと灰色のスエットズボン姿だった。
逃走後の対応も後手に回った。府民にメールサービスで注意喚起が行われたのは、署員が逃走を把握してから9時間後。
府警幹部は「不安を助長しないように事実確認を優先させた」と釈明した。府民にメールが送られた数時間前には、報道各社に事件概要の説明が行われ、検問や捜索も開始していた。
今年4月には愛媛県今治市の刑務所で、窃盗などの罪で服役し、模範囚とされた男が逃走。23日目に広島市南区で確保された。
≪逮捕歴4回、被害者は10~20代女性≫樋田容疑者は窃盗容疑や強制性交容疑、強盗傷害容疑などで4回逮捕され、被害者6人は10~20代の女性だった。捜査1課などは5~8月に、大阪府内のマンションで女性(24)の首元にナイフを突き付けて乱暴した事件などで樋田容疑者を逮捕した。
樋田容疑者の実家は同府松原市にあり、地元の小学校と中学校に通っていた。同級生の男性は「お調子者でひょうきんだった。弱い者には強く出るが、リーダー格には弱かった」と振り返った。近隣住民によると、小学校低学年のときは兄とボーイスカウト活動をしており「笑顔がかわいい子だった」という。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180814-00000005-spnannex-soci
みんなのコメント
無能警察24時!
隣町だから怖い…
帰るのも遅いし、不安。林に挟んでたらどうしよう
署長と弁護士の謝罪会見はありましたか?まだ見ていないけど。これだけ社会を不安に曝しておいてしていないならとりあえずはするのが常識だろ?顔を見せろ❗
捜査に3000人体制でとかいっているけど、その人件費は大阪府が払うんですよね。また税金が減るではないか。今回の捜査の超過勤務手当は払わないでほしい。
埼玉桶川の二の舞・JR埼○線でチカンしかしない無能県警阿呆署・低脳県警池沼署でも警察・刑法の「ケ」の字も理解してへん基地外でも採用されやすいということも問題だしこういうやつに職質や犯罪捜査に協力する必然性もないのでは?
始末書程度で許されへん行為をした以上切腹の一回や二回当たり前だし「必ず最後にぶっ殺す~」で終わりでは?