夏休みがもうすぐ終わろうとする今、ひとりぼっちでつらい思いをしている子どもがたくさんいる。

学校に行きたくない。でも家にもいられない。どこにも自分の居場所がない。

追い詰められていく心にどうやったら手を差し伸べることができるのだろう。

発達障害の専門家で、不登校の子どもや学校に行きしぶる子どもを長年診てきた小児科医、平岩幹男さんにお話を伺った。
【BuzzFeed Japan Medical / 岩永直子】

不登校、行きしぶりも含めたらもっと多い
ーーなぜ子どもの自殺や不登校は増えているのでしょう。

まず、現状を把握しましょう。厚生労働省の人口動態統計によると、2017年に10歳から14歳までの死因でもっとも多いのはがんを抜いて自殺になりました。大人の自殺が減っているのに対し、子どもの自殺は食い止めるための効果的な手段が見出せていません。

日本財団が2018年に18~22歳の若者を対象に行ったインターネット調査では、3割の若者が本気で自殺をしたいと考えたことがあると答え、もっとも多かった理由は「学校問題」で約半数を占めました。

この学校問題を詳しく見るといじめが多く、いじめや不登校を経験した若者の多くが自殺を本気で考えていたことがわかりました。

ーー小中学生の不登校は13万人と言われていますから、それは深刻ですね。

13万人だけではありません。不登校の定義は年間30日以上欠席することですが、30日まで行かなくても学校に行きたくない「行きしぶり」の段階の子どもはもっと多くいるのです。

「お腹が痛い」「頭痛がする」「布団から起きられない」「トイレから出られない」などと訴えて、学校に行きたがらない経験をしたことがある人は多いでしょう。

日本財団の「不登校傾向にある子どもの実態調査」では、不登校まで行かない年間欠席数が30日未満の子どもは全中学生の1割以上に当たる約33万人と推計されています。自殺の可能性も決して他人事ではないのです。

ネットの反応

1.
なぜ、学校にいかないことが逃げることになるのかわからない。行かないという選択をしたっていいじゃない。学校制度は今までの社会が作り上げてきた制度で素晴らしい面もあるけど、全ての人が従う必要あるの?強制はただの支配だよ。
2.
子供同士のいじめは無くならないけど

いじめを隠蔽する学校・教師・教育委員会が改善されればいじめは減ると思うよ

3.
大人になるまでのルートが学校しかないってのが柔軟性に欠けてる。
最低でも落ちこぼれた子、いじめられた子の受け皿になるような施設は必要。
4.
逃げるをネガティブだけで捉えるから無責任だ!なんてさらに無責任なdisりが入るんでしょうね
その子にとってマイナスなら価値のない場所

まずはエスケープ
それからゆっくり考えれば良いのであって何もしない考えない親なんていないでしょう

5.
もはや専門家だけでは限界の様相を呈していると思うので、地域の力を借りるという事も視野に入れて良いのでは……
具体案はジックリ考えれば良い。
6.
まぁ子供に『逃げろ』言うより、行為として『逃がす』か、子供の『逃げ場になる』方が責任取れるかな

すでに心に負荷が、かかってるであろう子供にお前は逃げなきゃいけないんだと言うのも酷な話だ
でも、場合によっては周りが引っ張って救われる子もいるし

一概に正しい対応としてマニュアル化しようとするのが一番無責任なのかもね

7.
人間の信頼関係はインターネットの普及で
面と向かって話をしなくなってからそれほど必要ではないと認識されている

心を通わせることより1日をいざこざなくやり過ごすことのほうが価値が高いので
信頼の構築より自分のポジション取りが大切

ポジションのためならどんなことでもするはず
刑事罰が適用されるケースは少ないわけで決まりがないのと同じだからこの手の問題は減らない

8.
いじめた側を移動させた方がいいと思います。
そしていじめた側にこそ重点的にカウンセリングを!

家庭や自身の人間関係、ストレスなどの信号かもしれません。
いじめっ子に問題があるという認識を広めないと、いじめられっ子はいじめられるは学校を移動しなくちゃいけないわで何重にもストレスになって何も解決しないと思います、

9.
今の世の中は、首を捻りたくなるような安直な言葉が、やたら名言のように扱われる傾向がある。「逃げたっていいんだよ」だとか「自分らしく生きていいんだよ」みたいな。

言葉の意味合いは理解できるんだけど、かといって何から何にまで通用する名文句ではない。逃げることは否定しない。だけど逃げることを勧める以上、そこから先の道筋もセットでアドバイスしなければ意味がない。

人生においては、嫌でもやらなくてはならない、立ち上がらなくてはならない局面は絶対に訪れる。それなのに、そういう状況の人に対して、ただ自分が気持ちよくなりたいがために、安易に「逃げてもいいんだよ」を言いたがる人って、結構多い。

言葉には、人の人生を左右する力がそれなりにこもっている。名言を言いたいがために、他人さまに逃げることばかり勧めるような人間は、自覚のない悪魔でしかない。

10.
ほとんどの国民が小学校、中学校、高校、大学、就職というレールの上で生きているからそれを外れた子供に新しい道があることを教えてあげられる人があまりいないのが問題だと思います。

さらに普段はレールに沿って生きるように教えている親や教師が学校に行かないで他のことをしたらどうかと言っても説得力がありません、バイト禁止の高校で不登校の生徒にバイトでもしたらどうかと言われても
困惑してしまいます。

親や教師、学校関係者以外の人間関係を構築することがこういった子供の助けになるのではありませんか?
選択肢は多くあるということを子供に知ってもらいたい。

11.
不登校は能力が高い方の子どもにも現れる。先生は平均にフォーカスして話すのでつまらないし、粗暴な子どももいるからだ。習熟度別クラスにできないのなら、無理していく必要はない。勉強は一人でできる。

勉強は自分でできるが、集団行動を学ぶために登校が必要だ、という昭和理念も終わった。仕事では集団ではなく個人の能力が問われる。集団で仕事をする所は概して給料が安い。

友達は学校以外でもつくれる。

12.
何もできないし、しないくせに。そっちのほうが無責任
13.
基本的には親等の私たち大人が子どもとの会話を幼少期からきちんとしておくと、いじめる・いじめられるという関係は少なくなる。

子どもはだんだんと、相手の表情や態度を読み取り、それに合った言葉を探し、伝えられるようになる。

特に、いじめられる方が日々学校生活の7~8時間が苦痛でしかたないものになる。

「逃げろ」とアドバイスする人の思いはさまざまかもしれないが、私たち大人の何割かでもふだんから’居心地のいい場所’を作ろうと思っていればそれは同時に’子どもとの会話が重要’と気づいているはずであり、そう思っていないところがあるから会話が少なく、いい場所も用意できていない、共通項でもあると思う。

だからこそまずは自分を傷つける、自分を殺す、ような事になる前に逃げなさい、私たち大人に気付かせなさい、という部分はあるものと思われる。

14.
「逃げる」=悪い事みたいに思ってる人が多いんだろうな
言葉的には「逃げる」かもしれないが内容は自分に不利益をもたらす事を回避して別の道へ行く的なニュアンスだと思う
15.
義務教育
受ける側も、受けられなくさせた側も憲法違反です。両者に制裁が法律あります。子供に制裁?と思われた方は辞典を…

罪を認めることになると考えればいじめる親、いじめられる親も、学校も起きれば、社会的な勉強を怠った罪とも
両方無いよう「子供に教える」辞典をひっぱると、今の日本では、そのような解釈も

16.
動物にだっていじめに似たような行動が、あるんだからなくならないと思う。
1番はいじめに関わらないこと。

この意識を持つ人が増えれば、いじめは少なくなる

17.
いじめは教師の対応のまずさにあると思います。余計な雑用はやらせないで本来の教育活動に専念させるべきだね。

スマホ等の端末も持ち込み禁止にすべきである。

18.
嫌だと思うのは向き合っているからなんですよね。子どもたちが問題に向き合っているのにそれを助けられないという。
19.
つーか、そもそも
居心地のいい場所なんて与えられないからね。
これはどんな人間でもそう。大人子供男女関係ない。

居心地のいい場所は、自分自身でのみ見つけられるもの。
たとえ親でも子供に「居心地のいい場所」なんて与えられない。

とにかく、自分の足で見つけてくれとしか言えないのが現実でしょう。
探し方は教えられるかもね…とにかく、子供という生き物をナメないことだな。

20.
公立小学校及び中学校において,学校が最大限の努力をもって指導を行ったにもかかわらず,性行不良であって他の児童生徒の教育の妨げがあると認められる児童生徒があるときは,

市町村教育委員会が,その保護者に対して,児童生徒の出席停止を命ずることができます。(学校教育法第26条,第40条)。

学校は、臆病になって、この法令を行使していないのが現状と思う。もっと勇気をもって学校側は問題生徒を出席停止にすべきと思う。

とはいえ、いじめの難しい所は、加害者が一人や二人ならまだいいが、クラスの殆ど、酷いと学年のほとんどが加害者であり敵分子というパターンがある。そうなると学級閉鎖、学校閉鎖レヴェルになってくる。

それは難しいと思うから、せめて主犯格のいじめグループは出席停止にすべきと思う。

学校に来る資格はない。なぜ、被害者側が学校を休んで、登校拒否せにゃならんの?登校拒否するのはむしろ真逆!

21.
以前、9/1は夏休み終わりで一番学生の自殺が多い日だった。
22.
イジメの問題はかなり昔からあるのにイジメた側は普通に生活してるちょっとおかしいんじゃね?
23.
居心地のいい場所提供して、そのまま大人にまでさせて、その後どうするの?逃げ場を一瞬与えるのはいいが、その後何もできない、勉強のやり方も人への感謝もできないような人間を育てるのは教育じゃないだろ。。

勉強もしない、怒られることもされたことのないモヤシなんか、社会にいらないんだが。。

24.
日本は幼稚なやつが多いからな。
責任を取らないし意味不明な発言をするしハードディスクに穴開けるようなやつを雇う国会議員も含めて。こういう無能を排除するところからだろう。当然いじめをする幼稚園児も含む。
25.
前文主旨が矛盾しています。
26.
イジメか、逆に追い詰めれば良い。何でも有りさ。
27.
先生は偏見の塊の奴多いからね。

人生において経験不足。
初めから不登校生徒のための家庭学習用の教材を用意しておいたら?
学校は嫌だけど勉強はやれる子もいるんじゃ?

学習障害はよく分からないけど、結局学校に行っても学習面は身に付かないのかな?
だったらそんな子を集めた学校も必要じゃ?

勉強じゃなくて技術面を伸ばすとかさ。
学校マストはもうやめてもいいんじゃ?

28.
とても極端な事を言うが、生きていれば良い。
生活保護しか選択肢が無い場合も出てくるだろうが、生きづらい人の生きづらさは社会にも問題がある。

自分も含め、それを消極的であれ放置しているのだから、
自分の払った税がその人たちに使われても文句の言いようがない。

29.
イジメへの罰を厳しくした方が良い。
なぜイジメ側を守り、イジメられた側が学校に行けなくなるのか?
イジメ側を排除すべき。
30.
学校に避難教室が有ればイイと思う。

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