安倍晋三首相が3日夜、政府や自民党幹部らと会食した際、憲法改正の国会論議に関し「立憲民主党と共産党がいる限り、議論は無理だ」と発言したと、一部で報じられた。立民の辻元清美国対委員長は4日、会食に同席した自民党の森山裕国対委員長に電話で抗議したが、森山氏は「首相はそんなことは言っていない」と述べたという。
辻元氏は取材に「政党を名指しして、どういうことか。たるみきっている」。共産党の穀田恵二国対委員長も「首相が言ってはならない。許されない」と批判した。
首相発言は、衆参両院の憲法審査会が全会一致が原則であることを踏まえたもの。同審査会は5日、与党などが提出した国民投票法改正案の提案理由説明が行われるが、今国会中の成立は見送りの見通し。
会食での首相の「言った、言わない」をめぐっては先月20日にも、「集中審議は勘弁してほしい」と首相が述べたと出席議員が報道陣に紹介し、翌日に発言を撤回する騒動が起きた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180705-00258660-nksports-soci
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公教育において、意見を検証する議論の仕方も
関係者の利益を協力して高める原則立脚型交渉術も
教えない国が、民主主義国家を目指しているわけがない。