韓国開催の国際観艦式に海上自衛隊が護衛艦の派遣を見送った問題に絡み、海自トップの村川豊海上幕僚長は9日の記者会見で、
観艦式の関連行事として開かれる「西太平洋海軍シンポジウム」に出席することを明らかにした。村川氏は「観艦式への参加見送りは大変残念だが、今後も韓国海軍との協力関係をより一層発展させたい」と述べた。
同シンポは各国海軍代表が海洋安全保障などを話し合うため1988年から隔年で開催。今年は12日に韓国・済州島であり、47カ国が参加予定だ。
村川氏は10日に訪韓し、韓国海軍トップとの会談も調整している。村川氏は「日韓防衛協力の推進は、インド太平洋地域の平和と安定のために極めて重要という認識に変わりはない」と強調した。
11日にある観艦式には、海自が韓国海軍からの招待を受けて護衛艦の派遣を予定していたが、韓国側から自衛艦旗である旭日旗の掲揚を自粛するよう要請があり、参加を見送った。
【前谷宏】
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181009-00000042-mai-pol
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