ネットの反応

安全係数は必要十分以上に高くとってあるんだろうから、仮に品質に問題はありませんというところは(実質的な)問題はないとしたとしても、ブレーキは安全な運転に直結する重要保安部品。消費者の信頼は完全に失ったな。

業績が全く振るわず、事業再生ADRから再建に向かうのに、またこんなことしたら、いったい誰がこの会社を信頼してくれるというのだろう。

日本は今までの政策を見ても教育は捨ててるし、人(国民)を大事にしない内容が多いし、そもそも政策の目的、目標、過程や結果の検証さえしない(つまり場当たり的)だから、日本がすさんできたことや貧困化、少子化、政府の借金が増える一方なのは当然なことだと思うよ

そして将来に期待することも難しい国に成り下がった。

かつて、自動車部品の東南アジアメーカーからの発注を促進するビッグ・カンファランスをタイとインドネシアで実施した経験と、政府から派遣され、アメリカ全土をめぐり、140名の識者とアメリカの対日輸入について、インタビューした経験から意見を言わせていただく。

今回の、自動車の最も大切なブレーキという機能の検査不正が11万4千件も見つかったことは、発注メーカーの締め付けがなかったか、発注されたメーカーに問題がなかったか、

政府当局のチェック体制に問題がなかったかこれを機会に、全産業の総点検をすべきだ。
アメリカでの対日評価は、日本車および日本の部品は、安心でき、故障が少ないというもので、対日輸入をストップさせる動きはなかった。

安心・安全・信頼の日本製品への信頼が傾くことは、日本・日本国民にとって大問題である。

昔、某大手自動車メーカーに製品を製造して納品していた事があるが、
とにかく毎年、値下げが義務という事が当たり前に事のように要求されて
いた記憶が蘇る。ほぼ利益なしの状態だったので値下げ要求には答えた事はなかったが、
今でもおそらくそういう強要をしいているのだろう。

だが同じ元技術屋として言いたいのは、検査データをごまかした事は一度
もなかったって事だ。

簡単な事だ、そんな事をして事故がおきれば誰かが傷つき、取り返せない
不幸を招くかもしれないという事だ。

もちろん不正をしていなくても事故が起きる時はおきる。
それは技術屋としては宿命であったとしても、不正であっていいわけがない。

技術というのは誰かを幸福にさせるために心血をそそぐ事に価値があるの
であって、金儲けのためだけにあるものではない。
それがわからんのなら、看板をおろすべきだ。
技術屋としての資格はない。

高品質な製品は高価である。それを異常な値段で納入させようとする自動車メーカー。コスト削減の為には検査の手抜き、捏造も仕方がないと考える人も出てくる。残念な事だが日本全国、全ての業種で起きている現象だ。

商品を適正な価格で売り、それを買う。普通の事が出来れば良いのだが現実は厳しく皆が貧しくなってしまった。

検査で不正があったものの性能には問題ない、って検査基準が厳しすぎるってことでしょ。

今はネットで中国製なんかの検査もなにもないアスベストが入っているような安価なパッドを大勢の人が買って装着してますよ。厳しい基準でお金かけて安心安全なものを作っても売れないんじゃコスト抑えて出荷したくもなりますよ。

グローバル化とかで安い海外製がたくさん日本に入ってくるけど、こういうののおかげで給料は

本来目標とする基準を量産品として製造し出荷する事は実質的に無理だったのでしょう。そして数値をクリア出来てないと競争力を失うので偽装する。上も現場の状況を知りつつも安く作れ!多少ずるしてでも納期を守れ!
の考えだったはず。ただ、本当に普通に使う分には性能に問題は無いのだとは思う。かなりの安全マージンをとってるはずですし。
どの会社も所詮はこんな物。驚きはしない。最早、日本の製品が良いなんては言えない。日本の物作り神話なんてもう過去の栄光で幻想。

低価格を自動車メ―カ―から要求され原価が
下がり現場は疲弊してしまう。値下げ圧力が強まり品質が悪くなる、中国製
と競争させられる。品質が良いのは高いのは
当たり前と言う思想が大事です、不当に安い
ダンピングと取締て欲しい。

現場の作業者が誇りを持てる製品の単価に
自動車メカ―も協力して欲しい。

日本製品の規格は本当に厳しいと思う。海外製品では真似できない。海外品に比べて独自規格で高品質品を高価格で提供し、受け入れられた時代は良かったが、今は安価海外品でも国際規格に十分対応できるのが現実。

厳しい規格で他社と差別化したが、結果的に自分で自分の首を絞めてしまった。改ざんしても、品質に問題ないなら、その規は何の為の規格でしょうか?今一度、規格とは何かを考え直した方がいい。

自動車メーカーに納めるものは徹底的にコストを管理される。無駄を省くやり方に異論はないが何事にも余裕が無ければいつかは無理が来る。

材料費などの高騰、値上げの交渉もしにくい状況。追い詰められたら社を守る為にこう言ったことが起きてもおかしくない。
メーカー側は胡座をかかずに協力してくれる企業とは『真の協力企業』となって貰えるような努力もまた、必要だ。


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