◆巨人2―6広島(30日・東京ドーム)
巨人が57日ぶりの1軍登板となった田口の5回84球、3失点の粘投も首位・広島に敗れた。
不振のため2軍落ち、7月4日のDeNA戦以来の1軍戦となった田口は首位斬りを狙い、マウンドへ。打線も1番・重信、2番・坂本勇の新オーダーで臨んだ。
しかし、田口は不安定な立ち上がり。1番・野間に死球を与えると、続く菊池に三塁線を鋭く抜ける二塁打を浴び、野間が一塁から一気に生還。わずか9球で先制を許した。
初回1死後、今季初の2番でスタメン出場の坂本勇が広島先発・岡田から右中間を破る二塁打で出塁。しかし、続くマギーのヒット性の当たりを菊池がダイビングキャッチ。好守で2死とされると、岡本も三ゴロで無得点に終わった。
2回、田口は先頭のバテイィスタにストレートを捕らえられ左翼席への21号ソロを浴びると、続く小窪にも右翼フェンス直撃の三塁打を許す。1死後、岡田の左犠飛でさらに1点を追加された。
その裏、亀井が四球で出塁。続く長野が中前打も山本が遊ゴロ併殺。小林が遊ゴロに倒れた。
田口は3回も先頭の菊池をストレートの四球で出塁させると、盗塁、小林の二塁悪送球で2死三塁のピンチも田中を遊ゴロに切ってとった。
5回1死後、山本が中前打で出塁。続く小林がここまで無得点に抑えられていた岡田のストレートを捕らえ、左翼線への適時二塁打で1点を奪う。
続く田口の代打・陽が左前打でつなぎ、1死一三塁とすると、重信の犠飛で2点目。坂本勇も中前打モマギーが中飛に倒れた。
5回3失点の粘投を見せた田口に代わり、6回は宮国が無失点に抑える。
6回、先頭の岡本が中越え二塁打で出塁。続く亀井が火の出るような当たりも菊池に好捕される。長野が四球を選んだところで広島は岡田からジャクソンに交代。
山本がマルチ安打となる右前打で1死満塁とする。小林は三振。続く宮国の代打は阿部。前夜の試合で死球を受けたジャクソンとの対決も空振り三振に倒れた。
この回、1死満塁のチャンスも無得点に終わった。
8回、4番手の中川が先頭の野間に二内野安打を許すと、1死後、丸に四球の際、暴投で野間は三塁へ。新井に四球で1死満塁のピンチを背負う。しかし、田中、バティスタを連続三振に切ってとり、切り抜けた。
しかし、9回に5番手・池田が菊池の適時内野安打、丸の右前適時打などでダメ押しの3点を奪われ万事休す。打線も日本プロ野球タイ記録となる月間18試合目の登板となったフランスア、中崎らの広島の救援陣に抑え込まれ、4連敗を喫した。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180830-00000228-sph-base
みんなのコメント