2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会と東京都は26日午後1時から、大会を支えるボランティアの募集を開始する。
参加条件の厳しさなどからインターネットを中心に反発の声も出ている中、国内のスポーツイベントでは史上最大規模となる計11万人の人員を確保できるか、注目される。
◇
組織委が募集するのは、競技会場や選手村などの関連施設で競技や運転など各種運営をサポートする「大会ボランティア」8万人。
20年4月1日時点で18歳以上であれば、国籍や性別、障害の有無などは問わない。期間中とその前後で計10日以上(連続での活動は5日以内が基本)、休憩や待機時間を含み1日8時間程度の活動が基本となる。
活動期間中は飲食などのほか、滞在先から活動場所までの交通費相当として1日当たり1000円が支給される。
募集はインターネットの特設サイトで行われ、12月上旬が締め切り。先着順ではなく、視覚障害者ら向けにコールセンターでの受け付けも検討している。
来年2月以降、応募者へのオリエンテーション(面談)が始まり、同9月ごろ結果が通知される。その後は共通研修や役割・会場別の研修を経て、本番に備える。
組織委の井川満也総務局次長は25日、「またとない自国での開催。直接関わりたい、一緒に大会を盛り上げたい、と思われる方には、ぜひ応募いただきたい」と呼びかけた。
◇
東京都が募集し、空港や駅などで観客の交通案内などを行う「都市ボランティア」の応募は12月5日正午までで、インターネット、郵送、ファクスで受け付ける。
19年ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で活動するボランティアら約1万人と合わせ、全体では3万人の都市ボランティア確保を目指す。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180926-00000011-san-spo
みんなのコメント