日本陸上競技連盟が2016年4月から、「鉄分が内臓に蓄積し体に悪影響がある」として使わないよう警告している貧血治療用の鉄剤注射を、高校駅伝の一部強豪校が警告後も使っていたことが関係者への取材でわかった。

これらの高校は使用をやめたというが、陸連は他でも使われている可能性があるとして、陸連主催の全国高校駅伝大会(23日)で改めて警告し、来年の同大会からは出場選手に血液検査結果の報告を義務付ける方針だ。

鉄剤注射は本来、鉄分不足による重度の貧血治療用だが、陸上関係者によると、持久力が高まるため、貧血になりやすい女子長距離選手を中心に2000年頃から全国に広まった。陸連は15年、鉄分過剰で肝機能障害などを起こした事例を把握し、16年4月に警告した。

読売新聞の取材では、16年12月の全国高校駅伝に出場した東日本の高校の選手と担当医が、「女子5人全員が鉄剤の注射や点滴を打った」と証言。

9月頃から毎週のように監督に病院に連れて行かれ、事前に行うべき血液検査をせずに打つことも多かったという。


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ネットの反応

1.
ヘモグロビンを注射しているという噂の流れている高校は確かにあります。
高校時代敵なしだった選手が、実業団や大学に進んだ途端全く出てこなくなる…なんでだろうと思っていましたがそういうことだったのかと妙に納得してしまいました。
2.
高校名はもちろん
行うべき事前検査なしで対応した病院と医師は刑事告訴されるべき
3.
やや卑怯かもしれないが、強豪校をターゲットに絞り、完全抜き打ち検査を実施するしかないだろうな。
4.
これ完全にドーピングじゃん。校名公表して廃部。指導者の教員免許剥奪相当でしょ。せめて鉄分補給を必要とする医者の診断書くらいは出させろよ。まあ医者もグルなんだろうけどさ
5.
人間を人間として扱わない監督の氏名と倫理観の欠如した拝金主義の医師の氏名をぜひ知りたい
6.
学校名を上げるために子どもたちの健康を考えない高校の私立の教師たち。とんでもないことだ。何故、文科省や県の教育委員会は黙しているのか?
7.
連盟が周知させてないだけでしょー。
分かってから2年じゃ余程周知させようとしないと周知出来ないはず。
8.
仕事も勉強もスポーツも人間の素の能力ではお話にならない世界になってしまった。
9.
精神が狂ってる。あなたたちのスポーツとは戦争ですか?
10.
ドーピング検査を義務付けたら?
報告を求めるだけでは、嘘の報告もあり得るよ!
11.
相変わらず体育関係者は単純な低知能が多いな。鉄欠乏性貧血の女子に鉄剤を投与すれば貧血は改善して運動の力は上がるがその場合でも内服薬で十分。必要以上の鉄は吸収されず排泄されるので無害だ。
一方、注射だと不足分以上の鉄が体内に沈着し病気になることさえ知らないのか。
12.
ドーピングに対して潔癖な国民性なんて思うのは、自己評価が高すぎたな。外国でも高校生にドーピングはしないぞ。
13.
陸連はわかった時点でなぜ学校名など公表して罰則を与えないのだろうね。
14.
ドーピングではないのか、これは?
15.
この高校はどこだ!監督は狂ってるのでは?


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16.
鉄剤注射・・・、そこまでして勝ちたいのか?
通常の食事と訓練で強くなり、競技に臨むのが自然体とおもう。
17.
選手というより奴隷頭監督が悪い。副作用のある注射を打たせるなど犯罪行為だ。
監督名と高校名を明らかにし監督は永久追放とともに傷害罪で告訴すべきだ。
こういう奴隷頭気取ったバカ監督を許しておくから次から次と暴力事件が起きる。

陸連は徹底的に真相を明らかにして国民に説明すべきだ。
ロシアの国家ぐるみのドーピングと同じ構造だ。
陸連の責任は重い。

18.
血液中にヘモグロピンを増やす目的があるのでは?禁止になってるか否か知らないけど、いわゆる禁止薬物の「エリスロポエティン」やその変形剤「ダーベポエティン」の役割か「血液ドーピング」に近いものがあるのでは?

ポエティン系はプロ自転車界で使用されて有名な「フェスティナ事件」があり選手が心筋梗塞で死亡多発してるよ、血液がドロドロになるらしいから、もちろん検出方法は既に確立されてるから使用したら「通常は」バレる。

19.
なら使わないよう警告なんていうグレーゾーンじゃなくて、禁止にすべきです。
20.
駅伝を始めとする多くの学生スポーツが「宣伝」として使われている実態に問題があると考えます。

例えば正月に行われる箱根駅伝や高校サッカー選手権、もちろん夏の高校野球などの驚異的な視聴率を「自校」の大規模宣伝に使える、と判断した「名も知らぬ」多くの大学・高校のスカウトマンが日本中の中学・高校へ出かけ、「金」で生徒を「買う」事態が頻繁に起こっています。

今回の高校陸上長距離界も根本は同じ。入学金免除・授業料免除・「強化費」「栄養費」と称する給与・そして進学保障…
こうした優遇制度の根幹には自校が存立していくために全国に宣伝するための絶対的な方策として、フェアであるはずのスポーツが利用されているのです。

中には「卒業して就職すると収入が減る」と言われる選手まで現れるようになってさえいます。

学生スポーツにフェアを期待する私自身は憂鬱になってしまいます。

21.
恐ろしい話です。
無知な監督と、ヤブ医者の顔出しして欲しいです。
健康被害が大きすぎる。
人工的に、作られた人間の競技なんか、見たくない。
もっとこんな事例沢山あると思う。どんどん、明らかにして欲しい。
少年野球で、目の異常ないのに、目の手術なのか、コンタクトなのか? 受診させているらしい話も聞いたことあります。
もっとみんな、被害者にならないように、健康のこと、勉強して欲しいと思います。
22.
スポーツの精神に反するとは思わないのかな
インチキして勝ってもそんなの勝利ではないと思うが
23.
読売新聞
高名を公表してくれ
家の孫を行かせたくないんだ
24.
きれい事のコメントが多いけど、スポーツは勝者が総取りする世界です。仮にそれが0.01秒の差であっても。
自己責任で何でもOKか、トイレの中にまでついて行き、少しでも禁止されたものが検出されたらアウトとする人権侵害に近い状態の監視かのどちらかにしないと、何も変わらないです。
25.
ある意味ドーピングだな。
35年程前の話だが自分が指導していた部に極端に体力が無い生徒がいた。
集団で練習する時は配慮しながらの参加だったが翌年他校に転勤になり
出張で久しぶりに訪れた校舎で目に入ったのは校内マラソンの結果
何と上から数人の中に同名の名前を見つけて驚いた。その後私が出張で来校してるのが分かった部員たちが挨拶に訪ねてきてくれ。
そこで知ったのは病院で検査の結果極端な貧血が原因と言うことで
鉄剤を処方され一般人と同じレベルに回復したそうだ。今までの練習の成果か走るのが苦しくなり今や学年トップクラスの持久力を持つようななったっていっていたな。
因みにこの学校は極端なマンモス校の名残りで学年10クラスぐらいある頃の話で女子は200名ぐらいいたのでは?
26.
連帯感とそれに伴う責任感の強い駅伝選手には純な子が多いのだ。
それは二ヶ月前にワイドショーの話題をさらった四つん這い問題でも明らか。良くも悪くもチームや監督の為に自己犠牲を厭わないところが多分にある。
この事案は監督がそういう選手心理に付け込んで自身の指導歴に箔をつけようと試みた極めて悪質且つ愚劣な行為であり、監督としてのみならず一教師としての人間性をも問われるべき由々しき問題である。
27.
一概に禁止ではなく、血液検査などをやった上で鉄分の不足を補う治療は認めてもいいと思います。
鉄分が不足した状態で走っていると、貧血で倒れる恐れがあると思いますから、そういうのを加味した上でルールを作りないといけないですね。
28.
「全国的に」と書いてあるね。
ドーピングみたいなものだ。恐ろしい。
29.
これも東京五輪のためか?
それとも学校の知名度を上げる手段としてか?
30.
公開しましょう。


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