ワールドカップ(W杯)ロシア大会に出場したサッカー日本代表MF宇佐美貴史(26)が29日放送のフジテレビ「ジャンクSPORTS」(日曜後7・00)に出演。日本が2大会ぶりに16強入りしたW杯の舞台裏を明かした。
「僕はあんまりスタートで出れることが少なくて基本的にベンチで見ることが多かったんですけど、それでもすごくいろんな経験が出来て実りある時間だったなと思います」と自身初のW杯を振り返った宇佐美。期間中は日本の報道に触れる機会もなく、日本での盛り上がりも選手たちには基本的に「全く伝わってなかった」という。
だが、それには唯一例外が。宇佐美によると、なぜかDF槙野智章(31)だけは「すべてのメディア関係の情報を網羅していた」そうで、「勝利した後で日本はこうなっている、新聞でこういう記事が出ている、
メディアはこういう情報を欲しているっていうのを選手全員にアナウンスする役割でした」。槙野がそれを食事会場に現れる度にアピールするため、MF本田圭佑(32)が「お前、何しに来たんや」と呆れる一幕もあったとぶっちゃけた。
1次リーグ突破が懸かった3戦目のポーランド戦では、リードを許しているにもかかわらず一か八かの“他力本願”での突破に懸けてラスト10分間でボール回しに終始。西野ジャパンのその戦い方は世界中で物議を醸した。
結果的に日本は1次リーグ突破を果たしたが、当然ながら選手たちの間には試合後、暗い空気が。だが、その重い空気をぶち破ったのが本田の突拍子もない行動だったという。
ベースキャンプ地に戻る飛行機の中。本田はいきなり「槙野、カラオケやるから音楽かけろ」と寝ていた槙野を叩き起こすと、機内で突如カラオケ大会を開始したのだという。それは「ゆず」の曲でスタート。「RIP SLYME」の曲では、本田がガンガン頭を振ってノリノリだった姿を「僕はずっと見てたんで」とほくそ笑んだ。
そして、「世間のイメージと実際の本田選手は?」と元日本代表FWでキャスターの永島昭浩氏(54)を父に持つ永島優美アナウンサー(26)から質問された宇佐美は「圭佑くんの思考ってすごいなって思ったんですけど」と一転、真面目モードに。
個性が強い本田だけに世間であまりいいイメージを持っていない人もいることについて「アンチの人からすごい嫌なことを言われたり、ネガティブな意見を聞いたりした時にどう思うんですか?」と本人に直接聞いたという。
すると、本田は「オレは愛情しかない。そういうヤツらが成長して人の悪口とか言うことに時間を使わないことを切に願っている」と返答。「すごいなと思って」と宇佐美は尊敬の眼差しを向けた。ここでMCの浜田雅功(55)は「(その話が)ホンマやったら、やでぇ?」とこのやり取りに疑惑の目を向けたが、宇佐美は「ホンマです!」と笑顔で即答していた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180729-00000150-spnannex-socc
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