フィギュアスケートの2010年バンクーバー五輪男子銅メダルで14年に現役引退した高橋大輔さん(32)が1日、現役復帰を表明した。同日夜に東京都内で取材に応じ「フィギュアスケートが軸にないとダメ。自分のスケートを取り戻し、わがままだが、自分だけのためにやっていきたい。1年限定のつもり」と語った。
復帰を決断したのは昨年12月の全日本選手権後。テレビの仕事で全日本を見るなかで、自分のやりたいことと感じたという。
8月のアイスショー出演を経て、復帰戦は10月の近畿選手権となる見込み。4月から現役時代に師事した長光歌子コーチのアドバイスも受けながら練習を始めているという。
ジャンプはトリプルアクセル(3回転半)は跳べるようになっているといい、4回転も「2種類を2回やれるくらいになりたい」とした。
全日本選手権出場が目標で、「国際大会は考えていない」。ただ、羽生結弦(ANA)、宇野昌磨(トヨタ自動車)と世界のトップ選手に対しては「勝てる気はしないが、勝てるものは勝ちたい。自信がついたら食らいつきたい」と話した。
高橋さんは06年トリノ五輪から3大会連続で五輪に出場。バンクーバー五輪では日本男子初の銅メダルを獲得した。14年ソチ五輪で6位に終わった後に休養し、同年10月に現役を引退した。世界選手権は10年に優勝し、07年、12年に2位。グランプリシリーズはファイナルを含む通算9勝。全日本は5度優勝している。【福田智沙】
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180701-00000063-mai-spo
みんなのコメント