4年連続でのV逸は球団ワーストタイ記録

2014年以来となるセ・リーグの頂点を目指した2018年の巨人。高橋由伸監督が就任して3年目を迎え、何としてでもV奪還を果たしたいところだったが、結果的にはクライマックスシリーズ出場を何とか確保する3位止まり。67勝71敗5分。2006年以来、12年ぶりの借金生活でシーズンを終えた。

広島、ヤクルトの後塵を拝し、4年連続でのV逸は2003年から2006年に並ぶ球団ワースト記録。球界の盟主と呼ばれた名門球団が低迷期に陥っている。

3位で出場したクライマックスシリーズでは菅野智之のノーヒットノーランなどでヤクルトを破り、ファイナルステージには駒を進めた。だが、敵地マツダスタジアムでは3連敗を喫し、1勝も出来ずに敗れ去った。高橋由伸監督は低迷の責任をとって辞任。来季は、原辰徳監督が指揮を執る。

今季、巨人は8人の外国人助っ人がプレー。ただ、主力として期待された選手たちが軒並み結果を残せず、期待に添えなかった。今季3位に終わった原因の1つは、この助っ人陣の不振にもあるだろう。

その筆頭は、2年総額8億円で中日から移籍したゲレーロだ。三顧の礼で迎え入れられた昨季の本塁打王は4月こそ好調だったが、徐々に失速。コンディション不良でファームに降格すると、長期間ファーム暮らしが続いた。

82試合で打率.244、15本塁打と、不安視されたものが現実となった成績は期待外れと言わざるを得ないだろう。ゲレーロは2年契約のため、来季も契約が残っている。

リリーフ陣も苦しい1年となった。昨季29セーブをマークした守護神のカミネロは不振が続き、6月末に登録を抹消。右肘の不調を訴えて手術を受けるなど、その後1軍登板はなし。わずか20試合登板、防御率5.79に終わり、今季限りでの退団が決定した。

2012年に巨人に入団し7年目を迎えたマシソンも今季は苦しんだ。カミネロの不振で一時は守護神を務めたが、左膝の異変で離脱。34試合の登板に終わり、連続50試合超登板も5年で途切れた。マシソンも来季の契約を残している。

その一方でメルセデス、アダメスというシーズン途中に育成契約から支配下契約に昇格した2人が活躍。メルセデスは先発として5勝、防御率2.05の成績を残し、アダメスも中継ぎの一角で28試合に投げた。この2人の台頭がなければ、巨人はAクラスを逃していたかもしれない。

今季、唯一、期待通りの結果を残したのはマギー。132試合に出場して打率.285、21本塁打84打点と上々の成績を残した。とはいえ、36歳の年齢的な衰えもあり、今季限りでの退団が決まった。

【巨人の今季助っ人成績】
スコット・マシソン投手
34試合0勝3敗8セーブ14ホールド 33.1回 41三振 2.97

テイラー・ヤングマン投手
4試合3勝1敗0セーブ0ホールド 26回 25三振 2.77

アルキメデス・カミネロ投手(退団決定)
20試合1勝1敗11セーブ2ホールド 18.2回 19三振 5.79

サムエル・アダメス投手
28試合0勝2敗4セーブ3ホールド 32回 19三振 3.94

クリストファー・クリソストモ・メルセデス投手
13試合5勝4敗0セーブ0ホールド 92回 53三振 2.05

アレックス・ゲレーロ外野手
82試合287打数70安打15本塁打40打点 .244 OPS.785

ケーシー・マギー内野手(退団決定)
132試合499打数142安打21本塁打84打点 .285 OPS.803

ホルヘ・マルティネス内野手
19試合61打数11安打2本塁打5打点 .180 OPS.587

Full-Count編集部


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ネットの反応

1.
始めから活躍する気はないからね。
とりあえず彼らは金さえ取れればそれでいいからね。
2.
何故読売の外国人を評価する必要がある。意味ない記事は掲載するなよ。他に分析することがあるだろうが。日本のマスコミは本当にレベルが低い。且つ、偏向報道。
3.
ゲレーロが由伸監督と村田ヘッドが扱えないのはわかっていた事です。

今年は、原監督がどう使うか注目です

4.
ゲレーロは何とかおだでて再生出来ないかな。2年8億円もかけてるんだから、選球眼は良いし、本塁打だって15本打ってるし。巨人は外人選手には目がなく大金バラマキばかり。
5.
ゲレーロは少し厳しい声も多かったようにも感じたが、その通りだった。もともとコントロールしにくそうな選手である事はわかっていたし、中日ではソローロと言われるほど、
ソロホームランが多かった。本塁打王にはなったが、思ったほど打点は多くなかった。得点力不足を解消するための補強だったが、個人的には、そんなに大きい存在にはならないと思っていた。
6.
最初からダメ外人と分かっていたのにゲレーロを取った読売フロントは馬鹿集団!
7.
まぁ読売はアホだからな。
昔の名前で出ていますシリーズで
今度は中島獲得かw
生え抜きは坂本と岡本のみ。
これじゃ二軍で頑張っても選手の
モチベーションはないよね。
8.
予想どうりの結果ですが、首脳陣の見立てが甘かっただけ。巨人に移籍した選手の末路は いずれも悲惨。原も自分がやれば立て直し出来ると思ってるなら 来シーズンも楽しいシーズンになるでしょうね。
9.
まあ、ほとんどの方には期待通りのゲレーロだと思いますが
10.
Gのことばっかり書くな!他の球団も書けよ!他の球団なら読んでもらえない?それならGのに深く感謝する記事を載せろ!
11.
多分今年は活躍しないのと契約のお金が高すぎるから中日は契約してない。結果活躍してないので中日の判断は正しかったと思う
12.
金を積めばええって問題やないんやって。選手(人材)をどう使うか使いこなすかってことやろ。選手が勝手に活躍してくれるのを期待してるだけでは勝てない。
それが助っ人外国人でも同じ。実績ある選手は指揮官が使いこなせたから優秀(頭角を現した)になったとも思えるし。原石をどう磨くかってだけのことやと思う。
13.
中島ならマギーの方がまだまだ貢献しそうだけどな……。。。
14.
ゲレーロダメ 真剣味が足りない! どこ行ってもダメ! カミネロ タラタラして目が死んでる! 絶対 残しちゃダメ。
15.
外人助っ人頼みの読売と阪神w
ウケるwww


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16.
人気も墜ちた
17.
ゲレ―ロが期待外れなのは予想通りだったな、、、、、
でも、あそこまで酷いとはね、、、、、
18.
そして来年は5年連続となり球団記録を更新する模様。
19.
えっ?ゲレーロがこうなるなんてほとんどの人は最初からわかってたことやけど(゜ о ゜)笑
中日時代のプレイ見てなぜ取ろうと思ったのか不思議で仕方ない!!
20.
巨人が外国人獲るのへたなのはいまにはじまったことじゃない
21.
ドラファンやけど来季契約最終年のゲレーロはやると思う

原監督とも性格的に合いそうな気がする
ゲレーロ構ってちゃんだしね

22.
ざまあみろ!
23.
ゲレーロは中日時代から素行に問題あったし、ホームランは打っても「ソローロ」と呼ばれるくらいチャンスで打てなかったから、ある意味期待通りじゃあないの?
24.
カルロス・ゲレロ
25.
後にも先にも「ロペス」放出は「原の責任」、「大失態」でしかないんじゃない!
そんな「原」が巨人の監督復帰…。
来年の巨人も「期待出来ない」かなぁ…。
26.
背番号降格くらいしか施せないゲレーロの処遇。。

来年は二軍かな。。

27.
助っ人いらないよ。
28.
キズにヨウチン塗るのね!

ファンの心はキズ付いているの!
痛い話はやめて!
フゥーフゥーしてよね!

29.
実際阪神がそれ以下だしな。
セで言えば、中日、広島、横浜、ヤクルト、巨人、阪神の順じゃないか。
30.
巨人に限らず今年は複数年契約の助っ人がいまいちだったね。

西武のメヒア、ソフトバンクのサファテ、日ハムのトンキン、オリックスのロメロ、楽天のウィーラー、巨人のゲレーロら。

複数年契約でそこそこやったのはデスパイネに、広島のドミニカ勢だけかな?

逆に日ハムのマルティネスやレアード、中日のビシエドやアルモンテ、ガルシア、ヤクルトのバレンティン、DeNAのロペスとソトらは単年契約もしくは今年で終了だった。

やっぱ助っ人は単年契約がいいのかね。
他にとられるリスクはあるけど。


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