4日、最下位の阪神はヤクルトに敗れ、CS進出が完全に消滅、Bクラスが確定した。甲子園に閑古鳥が鳴き始めた。9月24日の巨人戦には4万6646人が詰めかけていたというのに、同27日のDeNA戦は3万709人、
10月1日の同戦は2万8961人で、この日は3万998人。今季の1試合平均4万1210人をはるかに下回っている。甲子園の成績は19勝37敗2分け、
勝率.339。本拠地で大きく負け越していることも重なり、ファンの金本政権への不満が数字に表れてきたようなのだ。
先日、ノーベル賞を受賞した京大特別教授の本庶佑氏が全国放送のテレビ番組で「指揮官交代」を要望して話題になったが、
9月末には金本監督が遠征先の宿舎付近で、ファンと揉み合う動画がネット上に拡散。球場では「金本辞めろ!」の怒号が鳴り響いているのが現状だ。
試合後、金本監督はCS消滅を受け、力のない声で「受け止めます。(来季は)すべてを立て直していかないと」と言った。
これでは3年前に「超変革」のチームスローガンを掲げながら、「何もできなかった」と証言したようなもの。2代前の真弓監督は4位、2位ときて、3年目は4位で解任された。金本監督は4位、2位、そして今季は、2001年以来の最下位になる可能性がある。
もっとも、金本監督の契約はあと2年も残っており、谷本球団本部長はこの日、来季続投を示唆した。それによって、さらにファン離れが加速しなければいいが。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181005-00000020-nkgendai-base
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