漫画家の公式イラストを無断使用したシールが、フリマアプリ「メルカリ」に出品されている――そうした状況を受け、多数の漫画家が所属する一般社団法人マンガジャパンが8月21日、無断複製を止めるよう注意を呼び掛けた。
出品者に対して「このまま製作・販売を続けると、著作権者たちが法的手段に訴えざるを得ない」と警告している。
マンガジャパンによれば、単行本の表紙や公式イラストを使用したシールが販売されていた。複数の漫画家から「使用許可を出していない」と報告を受け、判明した。
同団体は、著作権者の許可なしに著作物を複製し、販売、頒布すると著作権違反になると指摘。「出品者は無自覚に製作しているかもしれないが、これを機会に無断複製を止めてほしい」と訴えている。
メルカリは、ガイドラインで著作権を侵害する商品の出品を禁じている。約400人体制で不正な出品を監視しており、発見した場合は商品ページを削除する。
出品者へ警告をし、利用を制限することもある。AI(人工知能)が過去にトラブルになった出品のパターンを学習し、疑わしい出品を自動的に削除する取り組みも進めている。
ITmedia NEWS
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180822-00000080-zdn_n-sci
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