大阪府警富田林署から逃走した無職、樋田(ひだ)淳也容疑者(30)が加重逃走容疑で逮捕された事件で、樋田容疑者が山口県周南(しゅうなん)市で逮捕された際、大量の調味料や調理器具を所持していたことが2日、捜査関係者への取材で分かった。富田林署捜査本部は逃走生活の長期化を見越し、自炊できる道具をそろえていたとみている。
樋田容疑者は逮捕時、逃走直後に大阪府羽曳野市で盗んだロードバイクタイプの自転車に大量の荷物を積んでいた。捜査関係者によると、自転車にはクーラーボックスが取り付けられ、中に多量の調味料が入っていたほか、鍋やガスボンベも所持していた。
釣りざおや保存可能な食料も持っていたといい、釣りや万引などで調達した食料を調理しながら、逃走を続けていた可能性がある。
また、樋田容疑者が逮捕時にズボンを2枚重ねて履いていたことも、捜査関係者への取材で判明した。
樋田容疑者のふくらはぎには特徴的なウサギの入れ墨があり、イメージ図が手配ポスターなどで公開されていた。捜査本部は、ズボンの裾がめくれるなどした際に見られるのを防ぐ目的があったとみている。
樋田容疑者は逮捕時、黒の長ズボンの下にもう1着、長ズボンを着用。警察官が入れ墨を確認しようとすると、抵抗し、氏名も明かさなかったが、最終的には入れ墨や指紋照合で本人と確認された。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181002-00000567-san-soci
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