日本航空は1日、同社の男性副操縦士(42)が英ロンドンのヒースロー空港で、現地時間の10月28日、乗務前に同国の法令上の基準を超過するアルコールが検出されたとして、地元警察に拘束されたと発表した。
副操縦士は前日にワインやビールなどを飲んでおり、その影響とみられる。日航は「ご心配とご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げる」と謝罪した。
日航によると、副操縦士は同28日夜にロンドン発羽田行きの日航44便に搭乗する予定だったが、拘束により、同便は予定時刻から1時間余り遅れて出発。パイロットは3人乗る予定だったが、2人での運航となった。
副操縦士は同日夕に同乗する機長ら2人とともにアルコール検査を実施。この際にはアルコールの反応はなかったという。
しかし、送迎バスの運転手がアルコールの臭いを感じ、空港の保安担当者に連絡。担当者が警察に通報し、実施された呼気検査でアルコールの値が基準を超えている疑いがあるとして、拘束された。
その後いったん釈放されたが、同31日に検査結果が判明。血中アルコール濃度が法令上の基準値を9倍以上超えていたことが分かり、再び地元警察に拘束された。
副操縦士はこの間の社内調査で、乗務前に適正なアルコール検査を実施したか問われ、「大変申し訳ない」と話したという。日航は「機器を正しく使えば検知できたはずで、不適切な取り扱いがあったと考えている」と説明している。同27日夜に宿泊先のホテルでワインを瓶2本、ビールを約1.9リットル飲んでいた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181101-00000092-jij-soci
ネットの反応
44便の乗務員の体調不良に何故残りの機長が酒臭いのに止められなかったのかな。同乗機長も同罪だな!