子どもたちが大好きなカブトムシ。夏を代表する昆虫ですが、兵庫県の観察施設で7月以降次々と衰弱死していることがわかりました。猛暑の影響とみられています。
兵庫県市川町にある「かぶとむしど~む」。22年前から毎年、夏場だけオープンするこの施設。放し飼いにされた約200匹のカブトムシと自由に触れ合えると大人気です。しかし、15日に訪れてみると…
「敷地内を歩き回っていますがカブトムシの姿はほとんど見当たりません」(渡紗也子記者リポート)
「前のほうがカブトムシが多かった。」(訪れた人)
「1匹もいてない。残念です、孫が残念」午前中に放されたカブトムシがところどころにいるだけの、なんとも寂しい状況です。飼育員の岡本さんによると、7月以降、カブトムシが次々と衰弱し、これまでに3000匹以上が死んでしまったということです。
「とにかく異常気象で暑すぎて、今年は雨がない。虫が弱り切ってしまうんです。午前中に放しても昼に死んでしまう」(飼育員 岡本美幸さん)
市川町のある播磨北西部もこの夏平年を大幅に上回る暑い日が続いていて、隣町の福崎町では観測史上最長となる14日連続で猛暑日を記録しました。
奈良県の橿原市昆虫館によりますと、カブトムシはとても暑さに弱く、気温が35度を超えると急激にダメージを受けるということで、衰弱死した可能性が高いとみられています。
「かぶとむしど~む」は本来なら19日の日曜日まで営業する予定でしたが、補充するカブトムシが底をついてしまい、16日で閉園することに決めました。
「申し訳ない、それだけです。これは自然のことなんでしょうがないですね」(飼育員 岡本さん)
営業を急きょ中止するという異例の事態。施設側は来年、暑さ対策を考えたいとしています。
MBSニュース
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180815-00023946-mbsnews-l28
みんなのコメント
カブトムシも生き物だし触られまくればさらに弱るからせめてクーラー効いた施設かなんかでやるべきだと思う…
それが飼育して触らせる側の義務なんじゃないかな
これからもまた堂々と触れ合いを開園するのかな?もうこれ以上カブトムシを苦しめないであげて欲しい… 3000匹殺したくせにまだやるのか
もうやめた方がいいって、やるならその他の対策を取るべき
今調べたらこれはどう考えてもおかしいとのこと。猛暑ではあったけれどこんなにも大量死するわけは無い。これは子供の触りすぎで弱って死んでしまっただけ。人の手は虫にとっては高熱だから