◇与党は11日中に参院本会議でも採決の構え
参院の定数を「6増」する公職選挙法改正案は11日午後、参院政治倫理・選挙制度特別委員会で自民、公明両党の賛成多数で可決された。与党は同日中に参院本会議でも採決する方針だが、国民民主党など野党は「法案は自民党の党利党略だ」と抵抗している。
公選法改正案は参院先議のため、参院で可決後に衆院に送られる。自民党は会期内成立を目指している。森山裕国対委員長は11日午前、「衆院での審議日程を考えると、今日、参院から送付されるとありがたい」と記者団に語った。
特別委に先立ち、参院議院運営委員会は、日本維新の会が提出した石井浩郎特別委員長(自民党)に対する問責決議案を本会議で採決しないことを決めた。
公選法改正案は自民党などが提出した。参院埼玉選挙区の定数を2増、比例代表の定数を4増し、比例の一部に拘束名簿式の「特定枠」を導入する。「鳥取・島根」「徳島・高知」の二つの合区で公認できない候補者を特定枠で優遇し、救済するのが目的だ。
野党の参院国対委員長らは11日午前、国会内で会談し、公選法改正案への対応を協議。石井委員長の不信任動議を提出する方針で合意した。国民民主党会派の舟山康江国対委員長は「やはり委員長の進め方に問題がある」と記者団に語った。しかし、不信任動議は特別委で否決された。
特別委では、立憲民主党と希望の党▽国民民主党▽日本維新の会--の対案はいずれも採決されなかった。【高橋恵子】
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180711-00000043-mai-pol
みんなのコメント
本来なら票の格差是正と地方の声の尊重を両立させるには議員定数を増やす方が合理的。議員1人当たりの経費の削減論議は当然ですが、国会議員を数十人削減しても節約出来る国費は日本の予算規模から考えると微々たる物。その結果が地方の声切り捨てでは問題の方が大きいと思います。勿論今回の自民党案の様な珍妙な定数増を支持している訳ではありません。
ただ批判すればよいというわけではない。とにかく1票の格差で毎回毎回裁判起こす愚かな弁護士集団は国益損ねてることを自覚してほしい。
何故デフレがつずくのか、財政を必要以上に絞ってるからです。何故洪水が起きるか、財政絞って治水を等閑にしてるからです。 狭い国土金はかかるが河川も2階3階、地下道つければ万全だ。