当時12歳の少女を連れ去り乱暴したなどとして、わいせつ目的略取と強盗強制性交の罪に問われた新潟県村上市、無職五十嵐和博被告(27)の裁判員裁判判決で、仙台地裁は9日、懲役11年(求刑懲役12年)を言い渡した。
事件は今年3月、少女の小学校の卒業式当日の夜に発生。少女の一家は東日本大震災で被災して宮城県内陸部に避難し、卒業を機に古里に戻る予定だった。
江口和伸裁判長は「何ら落ち度のない幼い娘を連れ去られた両親の精神的な衝撃や苦悩は察するに余りある。犯行に計画性は認められず、同種事案に比べ犯行態様が特段に悪質とは言えないが、被害当時の少女の年齢を考慮した」と量刑理由を説明した。
判決などによると、被告は3月16日夜、名取市のレンタルビデオ店の駐車場で、車内で1人で眠っていた少女を車ごと人けのない農道に連れ去り、カッターナイフを突き付け「殺す」などと脅して車内で性的暴行を加え、下着を奪った。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181010-00000006-khks-soci
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新潟裁判所は犯罪者の味方なの?