「次の子の予定は?」ようやく育児に慣れてきたころ、周囲からこの質問を投げかけられた経験のあるママも多いのではないでしょうか。何気ない会話のようですが、ママたちの心をかなり傷つけることもある「次の子は?」発言。みんな当たり前のように第2子の話をしてくるけれど、ひとりっ子はダメなの? そんなママたちの心の悲鳴について、少し考えてみましょう。
第2子プレッシャーを感じる周囲の言葉
現在ひとり育児に日々奮闘している母親たちに、第2子のプレッシャーを感じる瞬間について聞いてみました。「事あるごとに『下の子がいれば、我慢も身についているんだろうけどねぇ』とか『下の子がいれば、ママのことを助けようと頑張るものだけどねぇ』と、『下の子がいれば』という仮定の話をする私の母。ふたり目不妊なんで、いつも嫌な気持ちになります」(28歳/2歳女児のママ)
「第1子が男の子だったのですが、義母が『次は女の子かしら、うちは男ばっかりだったから』と期待を込めて言ってくるのが辛いです」(30歳/1歳男児のママ)
「夫の実家は田舎。帰省すると近所の人が畑でとれた野菜を持ってきて、世間話ついでに『次の子は、そろそろ?』と聞いてきます。いかにもふたり以上生んで当たり前というような言い方で…」(32歳/3歳男児のママ)
「ふたり目を初期流産しました。続々と第2~3子を妊娠していくママ友たちから『○○さんは、ひとりっ子の予定?』と聞かれるのが辛いです。ママ友たちはひとりっ子を否定しているわけではないし、私の流産のことも知らないけれど『うーん、まだ分からない』と言葉を濁すので精いっぱいです」(30歳/3歳女児のママ)
発言している側は、何気なく言っただけで悪気はないのかもしれませんね。けれど、ひとり目はあっさり妊娠したのにふたり目がなかなかできない人・ふたり目を流産してしまった人・経済的な事情でどうしてもふたりは育てられない人・ひとり目の出産が壮絶で次の一歩が踏み出せない人・夫婦の営みがなく悩んでいる人など、それぞれの家庭にそれぞれの事情があります。
いくら親子であっても、結婚すればよその家庭。デリケートな部分に軽々しく触れるのは考えものですね。では、本来かなりタブーな話題であるにもかかわらず、第2子を催促してくる人はなぜいなくならないのでしょうか。
第1子が愛されている証拠
義母の嫁いびりやママ友のマウンティングのような、悪意あるものを除いて考えてみます。すると、身内がする「次の子は…?」の発言って、実は第1子が周囲に愛されている証拠なのかもしれません。
実の両親や義両親からすると、かわいい孫が増えることは喜ばしいことです。第1子が愛されているからこそ、次の子もこんなにかわいいに違いないと期待できるのでしょう。養育の義務がないのですから、それだけの理由で「もうひとりほしい!」と簡単に口にできてしまうのですね。
また、ママ友や近所の人も、あなたをひとりの親として認めているからこそ次の子への期待をするのかもしれません。なぜなら“まったく余裕がないな”とか、“子どもがかわいそうだな”と感じるような子育てをしている母親に対して、「次の子は?」なんて言葉が出てくることはない気がしませんか?
確かに少々無神経な表現ではあります。しかし、あなたの子どもやあなた自身を認めている証拠だと思うと、少しは受け流すことができるかもしれませんね。
ひとりっ子はかわいそうって本当?
そもそも、ひとりっ子ってかわいそうなのでしょうか。以前は、兄弟がいて当たり前だとか、ひとりっ子はワガママになるという考えをする人が多かったように感じます。しかし、同年代の子どもとの関わり合いは保育園や幼稚園でも学べますし、親が兄弟のような役割をしてあげることもできるでしょう。
現代は、昔に比べて大学進学や海外留学をする人も当たり前のように存在する時代。「ひとりっ子は教育費をかけられるから、本人がやりたいと感じることをやらせてあげられるのがうらやましい」という声も少なからずあるようです。
兄弟がいることのメリットとしては、身寄りが増えるということ挙げられるでしょう。確かに、我が子が大人になったとき素敵なパートナーに巡り合える保証はありません。それを思うと“自分たちの亡き後に身寄りがなくならないよう兄弟を”と考える家庭もあるようです。
しかし、兄弟と何十年もずっと仲良くいられかどうかは、将来いい人と巡り合って家庭を築けるかどうかと同じぐらい不確かなことかもしれません。
幸せを決めるのは周囲ではない
結局のところ、ひとりっ子でも兄弟がいても幸せにはなれるのです。兄弟がいるかどうかだけで、周囲が判断するものではないでしょう。親が“ひとりっ子にしてしまって申し訳ないな”とか、“兄弟がいればよかったのかな”と子どもの境遇を不憫に思うことが、子どもにとっては何よりの不幸かもしれません。“うちの子は幸せ、だって私にも周囲にも愛されて認められているもの”と、親が子どもの人生をしっかり肯定してあげられるといいですね。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180521-00006049-toushin-life
みんなのコメント
そして、貧乏でも家族は賑やかの方が幸せと勘違いしている親の子供はもっと可愛そうだわ。
私の子どもたちにはいとこがいない。同年代ははとこ以上の遠い親戚しか。だから絶対二人以上欲しかった。
人との距離感をとるのも苦手。
教育費かけても人間関係につまずけば、高学歴ニートの出来上がり。
親も毒親だと一人っ子では逃げ場がない。
こういうことわかったうえで選択するならいいんじゃない?
でも私の話を聞いた友人たちは、最初は一人って言ってても、たいてい二人目産んでる。
けど、兄弟はいた方が将来の事も考えたら必要。
私はもし兄妹がいなかったら、本当に大変だった。親の介護始め、自分の家族の生活も含めて。
ただ…両親の介護や他界後に兄弟が居ないが為に、ひとりっ子の負担があった場合のみ”可哀想”な思いをするってだけで。ひとりしか作らなかった両親が、その子の負担を取り除けるだけの、資産や人格を作れるなら何も問題ない。
可哀想なのは、多兄弟の貧乏人。
それこそが、可哀想な奴等。
この私がその可哀想な奴等だからわかる。
財産があるなら一人っ子、たいして無いなら二人以上でもいい。
財産があればあるだけ揉めるからね
一人っ子は可哀想だと思うけど、経済的にも体力的にも無理。
可哀想だとは思ってるけど、そんなもん事情を知らない他人に云々されたくない。
旦那の理解まったくないし?
2人以上子育てしてる人ホントに尊敬します
(24時間点滴。毎日注射。座る事すら禁止)で
15時間かかって、大量出血で生んだ我が子。
過呼吸で保育器入院10日で、やっと退院してくれた。
自分もしばらく車椅子生活だった。
生まれる前から『病気か障害の可能性がある』と言われ、
『今回は無事だったけど、次も可能性が高いから
生むならよく考えてね』と言われた。
女の子欲しいけど、生まれるか分からんし
今回みたいに長期入院&高額医療費とか
絶対無理だし……(貯金、全額消えた)
病気や障害がある可能性があるなら
生きるのはその子自身だから、可哀想でできない。
近所に二人、障害がある子がいたけど
どちらもお母さんが、過労と病気で倒れて亡くなってる。
自分には、その覚悟はないから生めない。
この子が元気に育ってくれてる今が大事。
このような発言や質問を受けた事は何度もありましたが、まったく気になりません。
相手の方も挨拶がわりに言っているくらいだと感じていました。
一人っ子は可哀想、ワガママになるというのは偏見で、寂しいと思ったことは無く、コミュニケーション能力も高い方だと思います。
なにしろ愛情たっぷりに育ったので、自己肯定感が強く、自信家です(笑)
ただ一人っ子は自分の世界を持ちやすいので、良くも悪くも個性的に見られるかもしれません。
兄弟がいて、性格悪い人、いくらでもいませんか?
さりげなく他人から距離を置かれていて、よっぽど可哀想です。
一人っ子とか兄弟がいるからどーなるこーなるなんてことジンクスみたいなもので、まったく気にする価値も無いと思います。
唯一困ったことといえば「ひとりっ子だとどうのこうの」と避難めいた言葉や無駄に憐れみの言葉をかけられる時かな。それだけ。
自分の努力でどうこうできる問題でもないところであれこれ言われるの、困る。
人種差別と同等に感じるよ。
田舎のため一人っ子はほぼ皆無。夫の転勤でちょっとだけ都会に行き、同じ一人っ子のママ友ができましたが、、一人っ子は非効率だという愚痴を延々に聞かされ(学校役員は子供1人につき一回にすべきとか、お下がり品を頂戴と言われたくないとか)。ついでに一人っ子で本当に決定なのかさり気なく探られ、、人付き合いが面倒になります。。
時短でなければ私の方が収入あるし、私は家事・育児より仕事の方が好きだから「専業主夫になる覚悟ができてから言え」と言っている。おまえの立場のままかわいい子どもだけ増えるならそりゃほしいよ。
学校でも社会にでもその考えは変わりません。
うちは子供2人です。
クソに育ってほしくないから、第一子が生まれたときから兄弟は絶対に作ってあげようと思ってました。
しかし第二子不妊はつらいですね。
うちは運が良かったと思うようにしてます。
一人っ子の自分を、全否定された気持ちになりました。
悪気が無いのって、罪ですね。
家族が皆で一緒に過ごす時間が多かったからかなと思う。
今うちはひとりっこの小2がいる。
二人目は経済的に無理なので諦めてる。息子は兄弟欲しがるから申し訳ないけど、二人目をもし産めても我慢させることばっかりになりそう。
ひとりっこだからワガママってことはないよ。
息子はよく周りを見て色んな子と仲良くできるし、人の気持ちにも良く気づく優しい子に育ってる。
うちはこのままでいいやと思う。
それくらいの話でしょ。
上の子を連れて散歩や買い物をしてると、よくその辺のじぃさんばぁさんに言われました。
『僕何才?2歳ならそろそろ兄弟産んであげないと』って。
物凄く辛かったけど、他人だし、とグッと我慢していたら、
息子が『妹おるで。お空にやけど、可愛い妹やで』と自慢してくれました。
息子に救われました。
色んな事情で子供が居ないんだから、
他人がとやかく言うなって。
男女で生まれたら生まれたで、
『成功したな!上手く産んだな』とか言う人は多い。
同性なら失敗なのか??
そして子宮全摘したので、と笑顔で即答しています。
一発で相手が黙り、二度と言って来ません。
自分の無神経さに気づいてくれるよう、
願います。
やっぱり身内で助け合える人がいるのは心強い。
1人っこは兄弟のいる感覚がわからないから自分では可哀想だとは思ってないけどやっぱり私も妹がいて良かった、と思う事が多々あったので、助けあったり色んな話をしたり兄弟がいて良かったという感覚を味わえないのは不憫だし申し訳ないと思う。
親に何か起きた時に子供1人だと精神的負担がかなり大きいと思うから可哀想はあながち間違ってない
ただ、記事にある質問だけに限って言えば、その質問のあとに『ひとりっ子でかわいそう』って言ってることは書かれてない
そこまで言及してくる人も確かに存在するけど、わざわざ『ひとりっ子はかわいそうなの?』なんて記事でそうでないところまで煽ってるように感じる
この記事を書けること自体、本心はそう思ってそう
平気で言う奴は大概
自分の家庭が上手くいっていないw
兄弟、一人っ子を二分論式に優劣つけるって
どんだけ良識ないんだよwww
教育学の見地から言ってんのか?
人口政策から言ってんのか?
せいぜい、迷信に毛が生えたくらいの
荒唐無稽な妄言だろ?
父も5つ上に姉。
母は一人っ子。
それもあり私は一人だろうが授かり物だし…。姑は夫が3つ差兄弟の為子供の数や年齢差に煩かった。
母が祖母を見送った後
「病気がちだった母の世話、病院選び等を相談出来る兄弟が欲しかった」
私は「母一人で何もかも決めなきゃいけない大変さはあったかもやけど、逆に言えば自分一人で決めれる身軽さはあったかも」と言ったら妙に納得してくれた。
そして、去年父が急死
私と弟が最後に立ち会え(両親離婚してるので)「お姉ちゃんが居てくれて良かった」と言ってくれた。
姑は、両親が亡くなった時遺産で揉める兄達の姿が今も忘れられないらしい。
一人は寂しい。だからこそ二人にこだわって年が近い方が良いと。
それぞれ良い所があれば悪い所もある。他人が決める事でも言う事でもない。家族計画なんだから家族で決める!
結果的に娘・息子を7才差で授かり我が家には丁度良かった。
というわけで、私は40過ぎで一人目が出来たけど、無理して42歳で二人目を産みました。
どの段階に居たって言う人は言うので、プレッシャーに押されて無理にそれを達成することに価値はない。
子供が3人居ないと日本の人工は減っていく一方なんだよね。
いつかこの世を去る自分と配偶者でマイナス2。
子供2人では減った両親の分の補填にしかならない。
だから3人目が必要。
一人っ子だとさびしいからかわいそう、とかそんな次元の話じゃないんだよ。
当然経済的な負担が大きいから大変だし、ここでのコメに有るように、
不妊だったり、旦那側の問題だったりもあるのもわかる。
だから、産める人は産んで欲しい。
そして国は産みやすい様、子育てが少しでも楽になるような政策を!
という記事の後に読むと、一人っ子でいいとか言ってる人達、老後は社会保障費受け取るのやめてくれないかなと思う。
夫婦2人で子供1人しか産まないということは、それだけで人口半減。
1人も産まなければ、人口全滅。
子供を1人しか産まない人と、1人も産まない人が、「少子高齢化の真犯人」。
2040年。
22年後には一人っ子で産んだ我が子が、人的経済的に搾取されるのは明らかなのに、将来世代にも個人の自由ややりたい事があるだろうに、結局今の自分の生活を優先させてるってことなんだよね。
たぶんその頃の働き世代には、この世代が今以上の老害扱いされるのは間違いないよ。
だいたい、次の子はって聞くのって、本当はどうでもいいけど話のつなぎに聞いてみただけってのがほとんどじゃない?わざわざ可哀想とか言うのは、単なる価値観押し付けおばさんでしょ。
1人でも子供がいる人がとてもうらやましい。
一人っ子の時って田舎の義親戚とか色々言ってきたけど、『子どもは本来苦手だし私は虐待しかねないので一人で十分です』と素直に言ってました。それから何も言われませんでした?。