世間はゴールデンウィーク(GW)まっただ中。旅行や行楽地に向かう人も多いだろう。スマホが普及した今は、若者からお年寄りまで、誰もが観光地などで写真を撮影し、その場でSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などに投稿する時代だ。
しかし、SNSに詳しいITジャーナリストの高橋暁子さんは「投稿してはいけない写真がある」と警鐘を鳴らす。
「旅行中です!」で空き巣被害
SNSに投稿した写真が原因で、思わぬ危険に巻き込まれることがある。Facebook(フェイスブック)やTwitter(ツイッター)、Instagram(インスタグラム)などのSNSを眺めていると、旅行先から投稿した「温泉なう」や、「これから1週間ハワイに行ってきます!」といった投稿をよく見かける。
旅行先では「インスタ映え」する「リア充」写真が撮り放題。ついテンションが上がり、すぐさま写真を投稿したくなるものだ。しかし、思わぬ「落とし穴」もある。
かつて「空き巣」だったという50人を対象としたアンケート結果が、英国のテレビ番組で放送されたことがある。
アンケートによると、犯行に及ぶ前に狙いを定めた人物の「フェイスブックやツイッターのアカウントを見る」という回答がなんと78%に上った。
さらに、狙いを定めた人物の自宅を「Googleストリートビュー(マップで指定した場所の風景を見られる機能)で見る」と回答した元空き巣が70%もいたのだ。
インターネットを使えば、このような情報も容易に入手できる時代だ。SNSとストリートビューを活用すれば、わざわざ現地まで足を運ぶ必要もなく、狙いを定めた人物の自宅周辺の状況や「その日は留守である」という事実が把握できる。侵入者に対して筒抜けになってしまうのだ。
空き巣とは違うが、2016年10月には米国のタレント、キム・カーダシアンさんが、フランス・パリに滞在中、手足を縛られ、持っていた10億円相当の宝飾品などを奪われる強盗事件が起きた。
キムさんは事件の前、1日に何度もインスタグラムやツイッターを更新。20カラットものダイヤの指輪をしている写真まで投稿していた。
居場所や持ち物などをSNSで公開することで、犯罪の被害に遭う恐れもある。
旅行について投稿したい時は、フェイスブックなら友だちなど、限られた人のみに公開する程度にとどめておきたい。よりオープンになりやすいツイッターやインスタグラムなら、一般の人が検索できない「鍵付きアカウント」を作るなど、公開範囲を絞っておくことが重要だ。
さらに、旅行中や出張中など自宅を留守にしている間はなるべく投稿は避け、帰宅後に写真などをまとめてアップするなど、時間差を付けるようにすれば、より安心といえそうだ。
子どもの写真公開には要注意!
SNS利用者の中には、愛するわが子の写真を親類や友だちに見せたくて、投稿する人もいるだろう。
だが、SNSに投稿した子どもの写真が後々、訴訟に発展した例がある。16年9月、オーストリアの18歳の女性が、自分の同意なく幼少期の恥ずかしい写真をフェイスブックに掲載されたと両親を提訴した。
女性は、何度も両親に削除を求めたが、両親は応じなかったという。父親は「撮影した自分に写真を投稿する権利がある」とまで主張していた。写真にはなんと彼女がトイレにまたがった写真や、おむつ交換される時の写真も含まれていた。
現代のSNS利用者とその子どもたちにとって、これは決してひとごととはいえないと筆者は考えている。
たとえばインスタグラムで「#トイレトレーニング」「#お風呂」などの#(ハッシュタグ)を入力して検索すると、赤ちゃんがトイレにまたがっている写真や、お風呂に入っている写真などが次々に見つかる。中には、お尻などが「丸見え」になっているものも多い。
このような写真は、ネット上にアップされた他人の子どもの写真を、あたかも自分の子どもの写真のようにネット上に公開する“デジタル誘拐”につながったり、さらには異常性癖者を対象とした児童ポルノに悪用されたりする恐れもあるのだ。
また、将来的に子どもが写真を見た友人にからかわれたり、犯罪の危険にさらされたりするリスクも否定できない。
公開する場合の注意点とは?
子どもの写真をネット上にアップすることには賛否両論がある。普段なかなか会えない友人や知人にわが子の写真を見せたいという人もいるだろう。
SNSは自分たちの近況を知らせるツールとしての役割を持つ。子どもの写真を公開すれば、親類や知人が喜ぶことも多い。
フェイスブックでは親類や親しい友人や知人のみとつながり、公開範囲を限定したり、インスタグラムなら非公開の「子育て専用アカウント」を作ったりするのがおすすめだ。また、親類や親しい友人で「LINEグループ」を作り、そこに子どもの写真を投稿するという手もある。
なお、子どもの入学式などに「◯◯小学校 入学式」などと学校名が明らかな看板の前で、子どもと並んで撮影した記念写真を投稿している人もいる。インスタグラムでは、こうした子どもの個人情報を公開してしまっている例も目立つので注意してほしい。
子どもの本名や、通っている保育園・幼稚園、学校などの名前は、子どもが犯罪に巻き込まれる恐れもあるので、絶対にネット上に公開してはいけないと筆者は考えている。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180503-00010000-yomonline-life
みんなのコメント
温泉ナウの写真の娘は何カップだろうか?
素敵な角度で撮れてると思う。
コスプレして自撮り。
混雑して列をなしている中。
楽しそうで正直羨ましかった。
彼女らの自撮りで
列が乱れつつあるのに、
気づかない鈍感さにね。
注意しようかと迷った。
しかし気づかない奴に日本語話しても
無駄だと感じ、黙ってた。
自撮りは否定しない。
時と場所を考えろ。
どうだいスタイルいいだろ?このコ
とか アップしてるのもいるかな?
そんなの自業自得じゃないですか。
一度痛い目に遭って懲りてもらったほうがいい薬になるんじゃないですか?
公に見せるべきものではない。
SNSに上げる写真はそのアカウントの信頼性、説得性、そしてプライベートを晒す担保による確実性を意味している。
SNSデマを見極める材料として、その前後に上がられたプライベート写真を参考にして人は判断する。
もっと言えばアカウントの複数使用は禁止すべき。実名はやりすぎかもしれないが複数のアカウントの存在は検索に邪魔。
どうせSNSでまともなこと書いても、別アカウントでアホなこと書いててその人物に信頼を持てるとかまずあり得ない。
遠征しても観光地で、ユニ着て球場にいるかのようなバカ騒ぎしてるグループの写真を見た時は悲しかったし、怒りが込み上げた。と仲間の1人は行ってた。
また以前出川哲朗さんが、『食べる前に撮影よりも「いただきます。」』はこれに通じてるんだろうね。
でも実際何の不自由もないです…
嫌なら帰れ。って感じ。
匿名で訴える事の出来る様法整備する方が先だろ
馬鹿が増えるのを放置して
個人に責任取らせようとする国の怠慢でしかない
と、写真をアップすることは一生無いだろう私が言ってみる(‘ω’)
ちなみに、指紋を撮られないようにと裏向きでピースサインをすると、それはそれで忌避される国があるから注意。海外旅行慣れした人には釈迦に説法かもしれないけどね。
危機意識の薄い奴は放っておけ
本人はカメラ自慢したくてはしゃいでるのかもしれないが、それが子供の命取りになりかねないという自覚が無さ過ぎ。
次は何が来るのか楽しみ。
例(霊)草葉のカゲにたたずむ白い霊、池に浮かぶ女性の生首、肩に謎の手が出現、女の子の霊が私の写真に、お母さんの足が写ってない。
以上 近々アップしますのでよろしくで。
SNSが普及して、ネットリテラシーが上がるどころか
むしろ下がっている感が有りますね。実名であれこれするのは
やめたほうが良いですよ。匿名がいちばんです。
何でもやったらよい。
後で泣きを見るのは「自分」です。
他人の子供の写真や
他人が何食べてるかなんて
本気で興味ある人は
少ないと思います。
アプリ全てなくなってほしいですね。
と思ってしまう。
俺は顧客固定の自営なのだが、フェイスブックやめた。
無意味だから。
承認欲求なんてない。ガキか「実は不幸な人」だけが必死。
ラインもしない。直接連絡すればいい。
ツイッター。なんのためにあるのか分からん。
とにかく、どこの誰とも知らないやつに個人情報を
(自分の意志とは関係ないところで)教える気はない。
顔晒しは芸能人だけで宜しいかと。
実名でFacebookなんて死んでも無理。
やってる方々は後の祭りになりませぬよう。