時代の変化と共にトレンドを映し出してきた原宿の街で今、韓国発のブランドやカルチャーから影響を受けた店舗が増えている。特に若者で賑わう竹下通りには、コスメブランドやグルメが続々と進出。“第3次韓流ブーム”を背景に「原宿が韓国化している」という声も少なくない。
韓国のトレンドを参考にする日本企業が続々
原宿エリアに複数の店舗を展開するウィゴー(WEGO)では韓国系ファッションのスタイリングを2014年~2015年ごろから提案。韓国企業が運営している「フィラ(FILA)」とのコラボアイテムや“双子コーデ(ツインルック)”がその一例で、
担当者によると韓国発のスタイリングやテイストを取り入れたアイテムは、特に1995年~2010年の間に生まれた“ジェネレーションZ”世代に人気が高いという。
スピンズも、原宿にオープンした新店舗「チュコラ バイ スピンズ(Chucla by SPINNS)」で韓国の通販ブランド「ガールズルール(girlsRule)」のアイテムを日本で初めて販売。
スペイン発の輸入生活雑貨店「ムイムーチョ(muy mucho)」を運営するエンポリオは、今年3月末に原宿店を韓国発マルチセレクトショップ「LAP(LosAngelesProject)」に業態変換した。
竹下通りでは昨年後半から今年にかけて「スタイルナンダ(STYLENANDA)」「エチュードハウス(ETUDE HOUSE)」「イニスフリー(innisfree)」といった韓国コスメブランドが相次ぎ出店。
ウィゴーが昨年オープンした低価格ライフスタイルショップ「WEGO 1.3.5…」原宿竹下通り店でも韓国初のトレンドメーキャップアーティストのチョソンアが手掛ける「16brand」の取り扱いを4月からスタートするなど、コスメの購入を目的に新大久保とはしごして竹下通りを訪れる客が増えているようだ。
巨大カラフルわたあめ店「トッティキャンディファクトリー(TOTTI CANDY FACTORY)」を手掛けるSugarFactoryは、今年5月にオープンした世界初のレインボースイーツ専門店「RAINBOW SWEETS HARAJUKU」の展開にあたり、韓国のトレンドを参考にしたという。
食の分野では他にも、韓流チーズホットドッグやレインボーチーズサンド、トッピングアイスなど、現地でブームになったグルメを展開する店舗が竹下通りを中心に増加している。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180722-00010001-fashions-life
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