東京の声とシンクロするTOKYO FMの番組「シンクロのシティ」。ボイス収集隊が東京の街に繰り出し、さまざまな人々に声をかけ、ひとつのテーマについてその人の意見や思いを聞き出します。その声を聴き、リスナーと共に考えるのはパーソナリティの堀内貴之。4月19日(木)のテーマは「東京バイク女子」でした。
今、女性ライダーが増えていることをご存知でしょうか。日本自動車工業会のデータによると、特に増えているのは 10 代の若い女性と、40 代以降のミドルエイジの女性。バイクに乗る男性は減っているのに女性は増えている……そんな現状を受け、女性ライダーたちにバイクの魅力について聞いてみました。
東京バイク女子
今回、番組にこのテーマを提供してくれたのはラジオDJの鈴木万由香さん。どうやら最近「バイク」にハマっているようで、その魅力について話してくれました。
◆バイクに目覚め、毎日最高に楽しい!
「皆さん、こんにちは! ご無沙汰している間に、私、バイクの免許を取りまして。腕はまだまだですけど、気分はすっかりライダーで、今本当に毎日楽しいんですよ。
ちょっと時間があくと、どっか行こうかとか。キャリアがある人は、ライディングで勝負ですけど、私はまだキャリアがないので、格好だけはなんとかしたい(笑)。
乗っているのはTriumph(トライアンフ)の『スラクストン1200 R』。図体でかいけど、気の弱い、いいやつ。エンジン音を聞くと『さ! 行こうか!』って感じになります(笑)。
“チームマリ”というグループがあって、その仲間達を紹介したいなと思います。チームマリは、ライダーの皆さんに安全にバイクを楽しんでもらえるように、女性ライダーをサポートしている団体です。女性インストラクターによる、女性のためのライディングスクールであったり、ツーリングやいろんなバイクイベントを開催したりしています。
代表の方は一昨年、国際モーターサイクリズム連盟(FIM)のウーマンレジェンドとして、表彰もされている元世界GPライダーなんですよ。井形ともさんという方なんですけど、頼りにしています」
(50代/女性/ラジオDJ)鈴木万由香さんからご紹介のあった、井形ともさんに聞きました。
◆大きなバイクを操るテクニック
「チームマリは姉の井形マリが作り、最初は速度を競う女性だけのロードレーサーのチームとして作りました。
そこで数年間活動した後に、今度は一般ライダーがどんな走りをしているのか?と周りを見たときに、このままでは危ないと思い女性だけに特化した普及活動をするように。やっぱりオートバイって重たいですから、乗るだけじゃなく、降りた後の動きなどの恐怖感も上達するストッパーになっているなと感じたんです。
“チビテク”といって手足が短くても、大きなバイクを操るテクニックがある。そういうのを見せて自信を持ってもらっています。オートバイに乗っているときにお尻を大きくズラすと、片足の地面への設置面が大きくなり安定してキープできるという技があります。
バイクは男性だけのものじゃなくて、女性にもどんどんチャレンジして乗ってもらって、ライディングスキルを付けて長く楽しく乗ってほしいと思います!」
(50代/女性/チームマリ代表)街角のバイク女子に、魅力を聞いてみました。
◆非日常の世界へ連れて行ってくれる
「乗り始めてもうすぐ4年ぐらいですね。23歳くらいのときに始めました。Ducati(ドゥカティ)というイタリアの大型バイクに乗っているのと、他に古いミニバイクを2台持っています。
土日は晴れていたら必ず乗りますね。地図を片手にふらふらって行くことが多いです。日常から離れて、また違う世界に生きているような感覚がしますね。
朝、東京の街を走ると、昼間の混んでいる景色とは違って、こういう東京の空気もあるんだなって感じることがあります。朝の空気って、少し張りつめている感じもありますし、甘い感じの匂いがして、私はすごく好きですね。
(その中を駆け抜ける)日常は学校が中心の生活になっているんですけど、私が本当に心から楽しめて安らかな気持ちでいられるのは、バイクに乗っているときなのかなって思います。出会えてよかったと思っています」
(20代/女性/大学生)◆還暦ライダー! バイクは私の一部
「今年、還暦です。去年初孫が産まれました。BMWの1200ccをモデルチェンジした新型で、コンピュータ化されてクラッチを使わないでもギアチェンジできるとか、オートクルーズもついています。ロングにはあまり行かないので、日帰りで。1回走ると大体350kmはコンスタントに走っていますね。
休みの日の朝は環線道路がすいているので、東京湾まで30km走って、羽田の飛行機を眺めて。ぼーっと青い空と飛行機と海を……。オススメです。できるだけ長く一緒にいようねという感じですかね。私の一部かな。なってくれたらいいなあ(笑)」
(59歳/女性/建築関係)◆バイクに乗り始め、強くなった
「これはホンダのシャドウで750ccです! たまたま家の近所に赤い大きなスクーターが停まっていて、乗ってみたい!と思ったのがきっかけでした。14年くらい乗っていますが、なくてはならない相棒なんです! 東京は渋滞が多いので、あえて夜のナイトツーリングが多いですね。東京タワーの下とかスカイツリーの周りとか、綺麗な場所を目指して行きますね! 観光されているおじいちゃんとかよく話しかけてくれます(笑)。
『僕も乗っていたんだよ』とか『起こせるの?』とか(笑)。私自身とても強くなったと思います! 昔は電車にも乗れなくて方向音痴だったんですけど、バイクに乗り始めて、行動する力が出てきた思います。今までの自分では考えられないです」
(50代/女性/会社員)【どこまでも爽やかなバイク女子の世界】
「自分の殻を打ち破れる」「変われる」「世界は私のモノ!って感じがする」……聞いていると本当にバイクの素晴らしさが伝わってくるバイク女子たちの言葉。
堀内貴之も「皆さんすごく爽やかで自立していて、バイクに乗ることによって自分の人生も操縦できるようになった、という感じすら伝わってきました。カッコよかった!」とコメント。5月の青い空の下を走り抜けたい、そんな気持ちになるオンエアでした。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180517-00010002-tokyofm-life
みんなのコメント
立ちゴケなんてすること前提に考えないで好きなバイク乗ればいいと思います。コケなければどうということはないし、倒したときに考えればO.K.。
寒気がする
免許とれる年齢にもなって女子って恥ずかしくないの?
こんな世界があったんだ!と感動でした。
もちろん今現在も、バイクに乗る度に気持ち良くて、清々しいしいです。もっと早くに、若い時に取っていたら、世界が変わっていただろうなと思います。
バイク、楽しいです!!
そろそろデカイのに乗ってみるか。
似合う似合わないがあるよ
高速に入れるマジェスティSにしました。
荷物を入れられるビグスクはかっこ悪い。
大型女子、かっこいいと思うけどね。
俺の言ってる意味、バイク歴長い人には分かると思う。
最近は縁があって女子だけでツーリング出来てるけどやっぱり楽しい!
男性より始めるのも続けるのも難しい趣味だよなぁ。
記事の趣旨とはことなりますが、身の丈にあったーとか1人で引き起こせるーとか本当にお門違いも甚だしいというか、どっから目線だよって感じです。
自分が引き起こせるかどうかで選択肢が狭まるって悲しくないですか?
仲間で行ったら全員が助けてくれますよ。1人でコケても通りかかった誰かが助けてくれますよ。その人たちは多分、自分のバイクを1人で起こすことが出来ずにこちらの手を煩わせて迷惑だとは微塵も思ってないと思います。
皆さん楽しそうに、現在のバイクでは出来ない押し掛けの練習なんかをしてました。
上手下手は関係なしにバイクを楽しんでいる姿には周りから見ていた自分も初心を思い出すようで、すがすがしささえ覚えました。
安全に楽しくバイクを楽しんでほしいです。
もう体の一部というか
当たり前な移動手段
車はもうほとんどのりません
何より開放的なこと
1人孤独な時間が日常とかけ離れてて好きな時間
そしてバイクの機動力を見越した目的地を目指す
車移動では無理なところも、遠くて迷うところも行きたくなってしまうから不思議ですよね
今はスマホのナビが便利なのでどこでも言ってしまいます
好きな音楽を聞きながら自分のペースで山へ、海へ、他県へ、観光地へ、美味しいものをたべに
休みの日が待ち遠しくなりますよ
とても気持ちがよく、ストレス解消にもってこい
オススメですよー
履き違えると痛々しい。
それどころか事故につながる。
私は乗せてもらっている状態でやむなく降りてしまったので、偉そうなことは言えないんだけどね。
若い頃は豪雨でも雪がチラついてもバイク楽しーで走り回ってたけど、一周すると身の危険の意識が強くなって無茶出来なくなった。
乗りだしたら、お家に帰るまでが遠足だからね。世間からもバイクが悪者にならないようにマナー良く、ご安全に乗り回してやってください。
見苦しい
こう言ったチームでライテクやツーリングの安全な楽しみ方とかをビギナーに教えるのはとても大切だと思う。
バイクは車以上にテクニックが身を守ってくれる。
小柄で華奢な女性がビッグバイクを颯爽と乗っている姿はカッコいいし、実際上手い人もいるしな。
バイクとはまるで若い時のオレみたいだね
暴走族は暴力団の手先だし
車好きでバイクは見向きもしなかったですが
いざ乗ってしまうと、楽しいですね
バイクはバイクでまた違った良さを実感しました
ただ、実際公道を走ってると安全を考え、前の車から車間距離空けると
強引に追い越しかけられ、前に割り込まれます
危ない場面があり、軽いケガで済まないですからね
ドライバー目線とライダー目線の違いを実感し、より今までより車の運転を気をつけるきっかけになりました
女性ライダーには
YAMAHAのSDRを薦めたんだが…。
(T_T)
若い時に中型バイクに乗ってました。
免許は頑張って限定解除を取得したのですが、結婚して乗れる環境では無くなって早や30年の月日が過ぎましたが、未だに乗るのを諦めていません。
この時期になると乗りたい気持ちが沸いて来ますね。
普段は4輪に乗っていますが、マナーの悪いバイク乗りを見ると悲しくなりますね。
「堀ひろこ」さんだな、
日本での女性ライダーの先駆け的存在。
カッコ良かったわ~。
1人または彼氏か旦那とツーリングする女性→綺麗な人が多い、バイクに乗ることが好き
女性1人で周りに常に男性軍団を引き連れてツーリングする女性→基本ブサイク、バイクに乗る自分が好き、それを男性が祭り立ててくれる環境が好き
前者が5%で後者が95%。
そういうの見ちゃうと身内の女にゃ絶対乗せない!となるよね。
快楽の先にある落とし穴に落ちない為にも~女子の運転レベルの底上げ出来る場所を増やしてほしい。