2年前、国内で行われたアンケートで、20代、30代の女性に「パートナーの有無は別として、あなたは『子どもが欲しい』と思いますか?」と聞いたところ、4人に1人が「子どもは欲しくない」と答えていました。「欲しくない」という回答を深掘りしてみると、必ずしも「子どもが苦手」という人ばかりではないのです。背景にはどんな思いがあるのでしょうか。産婦人科医の種部恭子先生とともに、「産めない」「産まない」という声にも耳を傾けてみたいと思います。
子どもを産んでも産まなくても、自分らしく生きるために。
私は産婦人科医ですから、「産みたいのに、産めない」という人と向き合い、不妊治療を支援してきました。だから、産むことだけを推奨しているように見られているかもしれません。しかし、「産まない」ことも人生の選択の一つだと思っています。
「産めない」を受け入れ、さっぱりした表情で「卒業」
不妊治療の末、「産めない」という現実を受け入れなければならない人もいます。時には、「子どもを持つ・持たないは、個人の価値を決めるものではありません。
自分と社会のために生きましょう」と、強い言葉で励ますこともある。そうすると、家制度や「孫の顔が見たい」などという親の重圧から解放され、さっぱりとした表情で「卒業」していかれます。
最初から「産まない」という選択をする人もいます。結婚や子を持つ選択はせず、必要と思う仕事に取り組んでいる女性は、どの職種でも一定数、いることでしょう。
「男性に負けないように」と頑張っている人も、少なくないのではないでしょうか。しかし、それでは心も体も参ってしまう気がします。女性だからこそ感じる改善点など、肌感覚を働かせた気づきを、それぞれの道で生かしてほしいと思います。
問題は「産みたいのに、産む環境が整わないから、産めない」という人が少なくないことです。アンケートによると、「2人以上欲しいけれど1人が限界」または「欲しいけれど諦める」と回答している人たちの「産めない理由」はいずれも、「経済的に厳しい」がトップです。
キャリアアップを図ることで収入は増えるはずですが、子育ての負担は大きくなる。収入増か、子育てか・・・・・・という葛藤を、女性の側だけが1人で背負っているのではないでしょうか。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180515-00010000-telling-life
みんなのコメント
産めるのに産まない選択をした女性たちが晩年になって、AIに仕事を奪われたりでもしたら、どこに女性としての付加価値や普遍性価値を見出すのか?がより一層難しくなると思います。
実際、AIが人間の仕事をどんどん奪ってますし、大手都市銀行でもオペレーター女性たちがどんどんクビを切られてます。
そのうち人工子宮も出来るようになるでしょう。
そういう時代が到来した時、仕事もAIに奪われ、人工子宮などもできたら、女として生まれてきたその存在理由や、アイデンティティや価値観の拠り所をどこにも設定しようがありません。
精神的に病む女性は増えると思われます。
悲観的に見ると、より女性が生きずらい社会になるでしょう。
さすが自民党議員だ。
付加価値がそうじゃないか、とかいう議論は何か違うと思う。
働いたら負けと同じ類の人。
持病を持つ人にとっては大きなリスクになります。それを説明し結婚したにも関わらず、生むのが当然のように周りが変わりました。
逃げ出せば良かったのですがその考えすら浮かばず産後の体調悪化にますます詰られました。
妊娠、出産は身体への負担が大きいものなのです。今でこそ医療が充実して妊婦さんが亡くなられることは減りました。でも未だにゼロにはならないのです。
安易な考えで子どもを持とうと思わず、助けてと言える環境や周りの理解などを良く吟味して話し合って決めて欲しいです。
でも、強制はできない。だから、そういう場合は避妊しないのが一番だと思うようになったよ。妊娠して困る相手とは交際しなきゃいいだけ。女として正常に機能しているかどうかわかる、とても良い方法じゃないか。
性病持ってない、とか、性的な能力が正常に備わっているとか、大事なことだろ。一生の問題、どころか、自分の子孫含め、未来の全てがそこにかかってるんだぜ??
産まないだけなら税金余分に払って
世の中に貢献するとかどう?とは思う。
どっかの国では子供がいるほど
税金や教育費かからないらしいし。
無責任な批判ほど、よく耳に入ってくるからねえ……。
実際は子供がいない=「子持ちとは違う社会への貢献の軽い人」扱いでマウンティングする女性が地味に多い
優雅な独身は気楽でいいよねとか、子供がいないと夫婦仲よさそうでいいわねとか、「いいわね」という言葉と子育ての苦労話がセット
「この少子化時代に子育てしてる私たちあなたがたは支えて当然」と正面から言われたこともあります
ほんの少しの言葉や態度で、快く協力して行けるはずなんですけどね…
お金もかかるので体外受精も10回と不妊治療のゴール決めてます
産まないと『なんで?』ってなる。
産んだ人には『なんで子供産んだの?』ってならないですよね。
自分はどうしてもその本能が働かなかった。
子供が嫌いでもないんだけど…
自分の子供は欲しくなかった。
そういう人の気持ちって理解されなかったり、欲しくないとも公言できないのでね。
まぁだんだんどちらも受け入れる時代になってきたから生きやすい。
しかし、その後同じ年に出産した私の方がはるかに色々状況は大変でした。
それでも、畏れ多くて「命がけ」なんて言えません。
子供を産むのは自分の選択で、誰かのためでも社会貢献でもないのに。
子供を産んだら偉いと思ってる人にかぎって、子供にも仕事もにも無責任なんですよね。このいとこも四回育休しっかり取ってます。
産みたいと思う人がたくさん産んで育てやすい環境になれば良い。
国民に教えてあげて欲しいね。
自分の価値観以外はくだらない・認めないと言った感じです。
子供を産めない女性でも他人の子供を世話したり、子供を産める女性をサポートできるから
産む機械みたいな事は全然思わないけど
「結婚しない」「産まない」etc.
人生ケ・セラ・セラよ
ケ・セラ・セラって適当ってことじゃないわ
流れに身をまかせられる
しなやかさをもってるってこと。
逆もまた然りだが、大概の「産まない人」は「産んだ人」の状況を理解出来ない。
自分の周りの「産まない人」はやっぱり子供っぽい。特に仕事の面でそれが現れる傾向にあります。正論を言われても…。
総理大臣ですら…。
子供産むとこんなに凶暴になるんですか?
実際産んどいて産まなきゃ良かったっー人も0じゃないんだし、子どもだけが人生ってのも、今は時代錯誤だと思うくらい幸せには多種多様がある。
でも、それなら、養子取るとか、老後他人の子に頼る年金は要りませんくらいは言う覚悟はして欲しい。時間も金も悩み事も居ると居ないじゃ違うんだから。
まぁ、どちらも諦めた人生の扉だろうから幸せや苦労を理解しろっていうのは難しいけど
社会のせいで、生めませんっていうのだけ配慮しましょうってやつ。
>実は私自身、医学部に進んだころは生涯、独身でいるつもりでした。
そう言ったところで、既婚者も、独身者も、共感するとは思えないんだけどね。
産んでも一人っ子なら可哀想と言われ、二人三人産んでも同性なら跡取りは?将来困るよ?といわれ、障害や病気があればまた言われ…
実はキリがないんです。他人の為に産む選択をする必要はないです。
勿論無神経な言葉で他人を傷つけてはいけない。ですが同時に他人は私と違う価値観なんだな、というスルー能力を身につける必要はあるのかなと思います。
いちいち傷つく必要はないのかな、と。
無条件に愛せる存在、成果とならない努力、親への感謝…友人関係や仕事では全然違います。
でも、産んでいない(育てていない)人には分からないことだし、面と向かって言うことでもないですけど。
生まない生めない人も、それが自分だと言えるようになればいいのに。
自分を弱者だと思っていませんか?子がいる人を強者だと思っていませんか?
そんなこと関係無いのに。
次の子は発言もそうだけど、「言われた人の気持ちも考えろ」て、強く言われることに違和感も感じます。
そのくせ男女平等にしろ!でも私は女性様!だと主張するバカばかりになった
結婚イコール子どもではない。