秋元才加とJOYがパーソナリティを務め、生活に身近な情報や政府の取り組みをわかりやすく伝えるTOKYO FMの番組「秋元才加とJOYのWeekly Japan!!」。6月30日(土)の放送では、厚生労働省 監視指導・麻薬対策課の牧角一信さんに、「身近にひそむ薬物乱用」について伺いました。日本で薬物乱用により検挙された人は、平成28年では1万4,000人。そのうち、大麻で検挙された人は3年連続で増加していて、そのほぼ半数は10代・20代の若者なのだとか。20代の15人に1人、10代の28人に1人が“過去1年以内に薬物使用経験のある知人がいる”と回答した調査もあるそうです。若者にとって薬物は、大人が考えているよりも身近になっているようです。
インターネット上などでは、大麻に対し「タバコより身体に悪くない」「依存性がない」などの意見も見かけます。しかし、牧角さんは「大麻が脳に悪影響を及ぼすことは研究で明らかになっている」と否定。
「大麻を乱用すると、時間や空間の感覚がゆがんだり、イライラしたり、不安になったりなど情緒が不安定に。長く続けると幻覚や妄想などの症状が出たり、物事を考えられなくなったり、無気力になる」と続けました。
人は、どのようなきっかけで薬物に手を出すのでしょうか。牧角さんは、「知人から誘われ、興味本位で手を出すケースが多い。誘われた際にはきっぱりと断る必要がある」と語気を強めます。「薬物の乱用は、あなたの心身や人生そのものに悪影響を与えてしまいます。どうか自分を大切にしてください」と訴えました。
番組では、大麻を乱用して検挙された20代女性の手記も紹介。手記の最後には「体がだるく物覚えも悪くなっていました」という体調の変化と「もう二度と大麻などの薬物には手を出さないと誓える自分になりたい」という後悔の念が記されていました。JOYは「思っていたよりも多くの人が捕まっている」と現状に驚き、「(薬物を)誘ってくる友達は本当の友達じゃない。その時点で見切りをつけるべき」と述べました。秋元も同意し、「(誘われてもきっぱりと断る)ほんの少しの勇気と強さを持ってほしいな」とリスナーに呼びかけていました。
(TOKYO FM「秋元才加とJOYのWeekly Japan!!」より)
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180701-00010002-tokyofm-life
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