トヨタ自動車が、約5000の国内全販売店で全車種を売る検討を進めていることが27日、分かった。顧客層に合わせ四つの販売系列ごとに振り分けてきた取り扱い車種を、全店共通に切り替える。2025年ごろの実現を目指す。国内の販売車種も約60種類から大幅に減らし、
開発・販売コストを削減するほか、1台の車を共同利用するカーシェアリング事業へ参入するなど販売戦略を抜本的に見直す。
トヨタは現在、高級車中心のトヨタ店、中級車のトヨペット店、大衆車のカローラ店、若者をターゲットにしたネッツ店の四つの販売系列を展開。それぞれ専用の販売車種を用意するなど、系列ごとに顧客層のすみ分けを図ってきた。
トヨタ店など四つの販売系列による営業体制は維持するものの、商品面では事実上、系列ごとの区別がなくなる。この結果、国内の販売車種を大幅に絞り込むことができ、販売コストや開発費の削減で利益率の拡大につなげる。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180927-00000020-jij-bus_all
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