元・週刊文春エース記者でジャーナリストの中村竜太郎がラジオ番組に出演し、「ホントに?ホントに引退なの?中村竜太郎さんに聞く、貴乃花騒動」と題して、貴乃花親方について語った。
9月25日、貴乃花親方は会見を開き、相撲協会を退職して角界を去る意向を表明。退職を決めた理由については、今年3月に内閣府に提出した日馬富士関の傷害事件の告発状について、
「いずれかの一門に所属するには告発状の内容は事実無根と認めるようにとの要請を(相撲協会から)受けたため」と話し、「年寄を引退する苦渋の決断に至った」と、会見で説明した。
中村によると、この引退宣言は誰も事前に情報をつかんでおらず、記者陣も突然の会見に驚いていたという。貴乃花親方が会見で話していた「所属したいなら事実無根と言え」
という相撲協会からの圧力については、協会側も会見を開き、芝田山広報部長が「告発状の内容は事実ではない」と改めて発言。貴乃花親方側と相撲協会側の意見は、噛み合っていない。
また、中村は、五つある一門のどれにも属していない貴乃花親方が、孤立感を高めていたように感じられたという。そもそも、どこの一門にも属さなかった理由について中村は、「貴乃花親方は、相撲道が一番。相撲原理主義を掲げていて、融通が利かない部分があった。
一門側としても、貴乃花親方が一門の輪を乱す恐れがあったということも取材を通してわかった。(貴乃花親方が)苦渋の決断といっていたが、言葉の通り、こういう決断にいたったんだと思いますね。」と、貴乃花の考えが、最後まで相撲協会と折り合わなかった点を引退の理由に挙げていた。
(9月26日放送 ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」より)
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180929-00010005-nshaberu-spo
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